■車種の魅力
ZX-12Rはカワサキから発売されたスポーツバイクです。スズキのGSX1300Rから、世界最速の名を奪うため開発され、カワサキ「ZX-12R」、スズキ「GSX1300R」、ホンダ「CBR1100XX スーパーブラックバード」の3車種が新たなジャンルである「メガスポーツ」を切り開きました。
最速バイクとして知られる代表的な一台で、加速力に定評があります。ギアに関係なく瞬時に加速できる点は、速さを追及するライダーにとって大きな魅力と言えるでしょう。
■マシンのスペック
搭載されているエンジンは、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンです。最高出力174ps/9,500rpm、最大トルクは130Nm/7,500rpmの力を発揮します。
2004年モデル以降ではZX-10R譲りのラジアルマウントブレーキキャリパーを採用しています。これにより、ブレーキパッドとディスクが均等に摩擦し、制動力とコントロール性を大幅に向上しています。
