■車種の魅力
ホンダGL500は、ツーリング走行とスポーツ走行を両立させたバイクとして1977年に発売されました。
500ccと言ってもまだまだ大型バイクは目新しく、発売当時は自己主張が強いバイクとして人気が高まりました。特に、「他とは違うバイクが欲しい」という若者を中心に、ファンを急増させたことで有名です。
■マシンのスペック
水冷4ストロークV型2気筒OHV4バルブエンジン搭載で、48馬力です。エンジンを縦置きにしている点は70年代のテイストを感じさせてくれます。GL500では、国産でも珍しい縦置きVツインエンジンが採用されました。
また、OHVでありながら空冷ではなく水冷という部分も注目のポイントです。当時の量産車において水冷エンジンは珍しく、CDI点火式バイクという点ではホンダがGL500にかけた意気込みを感じられます。
