匠の技の投稿検索結果合計:1枚
「匠の技」の投稿は1枚あります。
VMAX、マフラーリペア、マフラー交換、匠の技 などのタグがよくつけられています。投稿されたツーリングスポット情報・カスタム事例など匠の技に関する投稿をチェックして参考にしよう!
匠の技の投稿写真
匠の技の投稿一覧
- 1
-
05月01日
217グー!
突然ですが、マフラーを交換したのでその報告です。
(内容としては社外チタンマフラーの補修の話)
写真1 マフラー交換後
写真2・3 補修前・補修後
写真4・5 赤矢印が補修箇所
写真6 購入したフルエキ
写真7・8 マフラー交換後・前
バイクにリターンして念願のVmax1200に乗り始めましたが、ノーマルマフラーは静か過ぎるのと、思っていたより加速が良くないためすぐにマフラーの交換を検討。
マフラー交換をしたくても年式的に当たり前と言えば当たり前ですが、廃盤になっているメーカーばかりで新品で購入できるマフラーは数えるほど。
中古でもよかったのですが、しばらく某オークションの様子をみていましたが出品されるのはオー〇ーやエ〇パーのような「Vmaxと言えば」のようなマフラーばかり。
しかもこの頃の私は「とにかくトルク重視の性格のマフラーを」と考えていたのでスリップオンも選択肢になし。
しかも左右2本出しは絶対条件、ステンレスは焼けると黒くなって見栄えが悪く、綺麗にするために磨くのが面倒なのでエキパイはチタンという条件だったので、余計に中古のマフラーなど出てきませんでした。
結果、プロドラッグというメーカーのマフラーを新品で購入するかとにしたのですが、決めるまでにも
インプレや実際に測定したシャシダイのデータのトルク曲線データを参考にしたりして結構な期間がかかりました。
そんな経緯で購入したマフラーは「エキパイからサイレンサーまでフルチタン」なのですが、私の好みは「チタンエキパイにカーボンサイレンサー」のセット。
この時に調べて知ったのですが、最近のチタンエキパイは艶ありシルバーばかり。
(私の認識だと、艶ありシルバーはステンレスのエキパイ)
昔の人間としては「チタンのエキパイは艶のないブロンズで、排気抵抗の高い部分だけ鈍く虹色に焼ける」というイメージが固着しているため、この艶ありシルバーのエキパイにわざわざ取って付けたよう焼色が付いているのは違和感がとても大きい。(あと虹色が鮮やかすぎる)
でもこれはどこのメーカーのマフラーでも同じ。ついでに言うとどの車種のチタンマフラーを見ても同じような物ばかり。
気に入らないと言ったところで入手できない物はしかたないので、諦めてプロドラッグのフルエキを購入して約8年ほど使用してました。(途中でサイレンサーを新品に交換したり)
排気音はチタンサイレンサーなので高めでしたが、音量はやや大きめでしたが車検は通るし、トルク感は強くてマフラー性能には文句はありませんでした。
話は変わって、某オークションで「RC甲子園」というメーカーの「ヒットマン」というマフラーが中古で売りに出ているのを5年前くらいから知っていました。
ふざけた名前ですが、ワイズギアの関連なので出どころは確か、マフラーの造りも結構綺麗でしっかりしていて、エキパイを途中から太くなるよう加工しているため、サイレンサーの結合部はプロドラックよりも太くて見栄えが良い。
そしてなんといっても「艶無しブロンズ色チタン+カーボンサイレンサーの2本出し」の私の好みのど真ん中。
ただ大きな問題が一つあり、前オーナーがブツけたのか右前のエキパイの下部が完全に潰れていました。
私の認識では「ステンレスならどうとでもなる、チタンは補修は不可能」だったのでこの商品は使い物にならないと判断して購入する気にならないまま約5年。
(この状態でも無理やり付けることもできるんでしょうが、そんなリスクは負いたくない)
そんな状態が続き、何かの作業の際に店長とマフラーの話になり、今のマフラーは本当は私の好みではないこと、ドストライクのマフラーは中古で売りに出ているが、補修不可と思うので購入できないこと・・を相談。
ダメ元で「こんな補修できる匠の知り合いとか、いないですよね」と相談したところ、しばらく考えて「本人に確認しないとですが、たぶん補修できるかも」との回答。
急いでその話を伝えてもらうよう依頼して写真を転送してもらうことに。
待つこと一週間程度で回答。
「実物を見ないと確実には回答できないですが、十中八九で補修可能だそうです」とのこと。
この頃のマフラーの出品価格は12万ちょいでしたが、色々なセールや割引タイミングが重なり、送料込みで10万を切るくらいで購入できました。(2本出しのフルエキなので送料だけで結構な金額)
そんな訳で即購入し、私の手元ではなく店長のところ(バイク屋)へ発送→店長が検品→匠に補修依頼 の流れ。
店長の検品結果、ブツけて潰れたエキパイはエンジン取付け部を軸にパイプが歪み、若干の楕円になっているとのこと。あとは衝撃で後方に曲がったことでスイングアームに当たった部分の損傷もありました。
(でもこれは購入前の説明画像にも損傷個所の写真はあったので思ってたより酷くないか確認しただけ)
結果的には「1本のエキパイが壊滅」で、あとはまぁ使用感はありましたが問題なく使えるレベル。
結果は想定通りの状態だったので先方と日程調整をしてもらい、店長が自ら匠のところへ持って行ってくれて、そのまま半日かけて打ち合わせ、補修のイメージ等のすり合わせをしてもらいました。
(この時に店長が私のバイクの事前に測りだしをした各所のデータを持って行ってくれた)
→後から聞いた話ですが、「マフラーの新品状態のデータなし」「車体なし」の状態で、歪んだマフラーだけを預けて「車体に問題なく取付けできるように歪みを直す」ことの難しさ。
(最悪は車体を預けて作業をしてもらう話もありましたが、それは最終手段とのこと)
当たり前ですが、歪んだパイプを楕円→新円に補修して、更にチタンがあれだけ潰れる衝撃で歪んだものを、後日バイクに問題なく付くように補修する・・私には方法は思いつきませんでした。
エキパイの結合部で若干の調整はできるとは思いますが、数ミリ歪んでいたらエンジンにフランジは取付けできません。
(製造したメーカーなら新品のデータがあるのでそのデータを元に修正は可能と思いますが、そもそもそんな作業は受けてくれません。)
ちなみにこのマフラーを作った「RC甲子園」は今でも存在しているようですが、ごく一部の車種のマフラーを販売をしているだけで、当然Vmaxのリペアなど受けてくれないし部品販売もしていません。
ここまでの流れとしては「補修可能」の回答をもらったのが去年の暮れで、マフラーを購入したのは今年に入ってから。その後はなかなか店長の時間がとれず(丸半日を打ち合わせに使うので、私のために1日を確保する余裕がなかなか取れなかった)
でもそれ以降は早くて、打ち合わせを終えてマフラーを預けてから補修が完了するまでは1週間かかりませんでした。
(実際に作業したのは1日程度だそうです)
「チタンは高硬度だから補修できない」の私の認識は間違ってはいないそうですが、それはあくまでも一般的な話だそうで、今回のような入手困難なマフラーとかレースで使用しているマフラーなど、コケる・事故る度に新品に交換などしないそうなので、ごく一部の需要はあるんだそうです。
ちなみに「歪みはどう修正したのか?」については、エキパイを組み上げて他の3気筒の曲がり具合と実際のエンジンの測定値を踏まえ、あとは匠の勘で仕上げたそうです。
写真を見てもらえばわかる通り、Vmaxは普通の直列気筒のバイクのような単純な構造ではなく、「前後左右の4か所からエキパイが出て、それぞれが飴細工のように曲がって集合、そのまま2分割でサイレンサーへ」なので「最終的な詰めは勘で仕上げた」というのは本当に凄い知識と技術力だと思います。
参考までに、この匠はVmaxのマフラー補修は今回が初めてだそうですが、バイクのマフラー補修自体はたまにやるらしく、作業例を見せてもらったところ直4バイク(多分XJR)のエキパイ(チタン)の内2本が完全に潰れているものが、綺麗な新円に直っていました。(ベッコリ潰れていても直せる)
なお、補修方法については説明を受けましたが、詳しくは書かないようにします。
そんな感じで補修自体は結構前に終わっていたのですが、ここでまた「店長忙しすぎ問題」のため一旦ストップしていましたが、ようやく店長の予定が丸一日確保できたので平日でしたが決行。
翌日の仕事中に午後に店長からメールがあり「ビックリするくらいスムーズに付いて、もう作業終わりました」とのこと。
常日頃から私がお世話になっている店長も相当な匠だと思いますが、その店長が仕事の依頼をするくらいの人なので、今回の匠も相当だと思います。
なお、この人は「◯◯板金」とか「◯◯モータース」等の店として構えている訳ではないそうで、一般人はもちろん、普通のショップからの依頼もほとんど受けないような半分趣味の店?だそうです。
なんせ車体預け〜退院を平日の一泊二日でお願いしたのでゆっくり話をする時間もなく、この日は急いで撤収→直帰でした。
排気音はかなり良い感じになっていましたが、ゆっくり走るのは後日です(翌日も仕事だったため)
GW中はどこも渋滞してそうですが、久しぶりに具合を見がてら遠出をしようと思ってます。
#Vmax
#マフラー交換
#マフラーリペア
#匠の技
- 1




