ZZR400の投稿検索結果合計:1744枚
「ZZR400」の投稿は1744枚あります。
zzr400 などのタグがよくつけられています。投稿されたツーリングスポット情報・カスタム事例などZZR400に関する投稿をチェックして参考にしよう!
ZZR400の投稿写真
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ZZR400
2022年06月22日
194グー!
今日はなかなか出来てなかったことをしました!
電圧計、ヘルメットホルダー付け替え、シフトポジションインジゲーター取付!
暑くて死にそう💦
ラッキーな事にキジマのヘルメットホルダーが元から付いてたのと全く同じ!
キーシリンダーを入れ替えて元の鍵でバッチリ👌
シフトポジションインジゲーターはピップエレキバンみたいなのをローターに貼り付けてましたが反応しない?
あれ?と考えてるとマニュアルにはセンサーとのクリアランスは10mm以内の説明がありましたが5mmくらいにしないと反応しない、、、
大丈夫なんかなぁと思いながら作業完了!
でもまだスプロケとタイヤ交換が出来てない🥲 -
ZZR400
2022年06月19日
67グー!
#ZZR400
「あのさ、ノーベル賞間違いなしの発明考えたっちゃけどさ、聞きたい?」
ランチでオムライス食ってたら、目の前のパーが言ってきた。
「ほぉ~、ノーベル賞。どんなつや?」
俺は半熟のオムライスに、めんたいマヨを広げながら尋ねる。
「タダじゃ教えられんな~」
パーが俺のオムライスを見て、次いで自分のオムライスに目配せ。
「……ん」
オムライスの切れっ端を渡す。
「あ!? ちっさ!」
パーがキレる。
「………」
仕方ないので、めんたいを多めで追加。
「おっしゃ! じゃあ教えっちゃったい。あのな~」
「おしゃべりバッチって良いと思わん?」
パーの言葉を反芻……
「──おしゃべりばっち?」
なんじゃそりゃ?
残念だがパーの言葉を理解出来なかった。
「ほら、バイクのミーティングとか行くやん?」
「ああ」
「自慢の愛車ば見せびらかす傍ら、その近くで待機するやん?」
「ああ」
「ばってん誰も来ん、か、愛車だけ見物だけして去っていく」
そう言って、パーが自分のオムライスをガツガツ食べる。
「そりゃあれか? ミーティングやSAの、あの微妙な雰囲気か」
「そうたい! そういうことよ!」
パーが嬉しそうにスプーンで俺を指す。
「で、その逆もある。自分が見物に行って相手に話しかけられるも冷たくあしらわれる……ちね」
パーがドリンクを飲んで、一息つく。
「そこで、おしゃべりバッチよ」
「このバッチを付けて愛車の近くで、お喋りウェルカムってすっとたい」
「そうすりゃ、見にきたライダーも話しかけ易くなっし、自分も見物しててバッチ見りゃお喋り出来るか分かるからバッチグーよ!」
パーが鼻息荒く力説する。
「──なるほどな」
自分の体験が頭を巡りパーの言葉に納得する。
「で、たい。話しかけられたくないROM専のライダーはバッチを着けない。もしくは✕とでも書かれたバッチば付ける、これで要らないトラブルやエンカウントとも、おさらばよ」
パーのドヤ顔。どや! 完璧やろ!?
「おお、まぁ良いんじゃない」
俺はオムライスを食う。
「ええ、何か反応わるぅ。何か問題有るかいの」
せやの~。
「まず名前がダサいの」
「ああッ!? なんちや。てめえクラすぞコラ!?」
パーがイキりたつ。
「じゃあお前なら何ち付ける!?」
「──ウェルカムバッチ?」
「ッハ!」
パーが鼻で嗤った。
お前も変わらんやんけ。それが透けて見えた。
「ウルセェ!いきなし言われてそげな思い付くかボケ!」
俺もカチンと来てイキりたった。
「なんちや!」
「表出ろ、このパーチクリンがッ!」
舌戦でお互いに唾を飛ばす。
「止めんか、馬鹿ども」
その言葉と同時に。
「あぅ!」「がぁ!」
パーと俺の頭にゲンコツが落ちてきた。
「飯が不味なる、食わんなら出ていけ」
熊のような店の大将が、その太い両腕の鉄槌を俺達に下していた。
「はい。すいませんした」
「大将のオムライスは日本一ですね」
「そうたい! 分かりゃ良かったい。いつも贔屓ありがとさん」
大将がお冷やを注いで、厨房にノシノシ帰っていく。
「すまんかった」
「いや、俺も言い過ぎたけん、ごめんの」
お互い謝罪。そして共に冷めぬうちにオムライスを平らげていく。
大ボリュームのオムライスはとてもとても美味かった。
「でもの。やっぱ、おしゃべりバッチには問題が有るち思う」
食後の休憩の傍ら、俺はパーに話しかける。
「ほう。そりゃ何ね?」
パーがアイコスを吹かして俺を見る。
「アイデアは良いと思っちゃん。……でもの、ちゅうかコレが1番の問題っちゃけど」
「コロ助が跋扈するこのご時世に、そんなバッチはヤバい」
ソーシャルなんちゃら、マスク云々が謳われる中でそんなんヤったら面倒なのが飛んでくる。
「………」「………」
「──やな」「──じゃね」
お互いにアゴ下のマスクを付けて、会計を済ます。
「「ごちそうさんした」」
厨房の大将に挨拶。
「あいよ!また来んね!!」
大将がフライパンを振りながら応えてくれた。
「じゃあ帰ろうかいの」
パーを先頭に帰路にバイクを走らせる。
「お?」「イエーイ」
途中、すれ違ったライダーとヤエーを交わす。
そして。
ふと自分のジャケットの胸元に手を伸ばす。
おしゃべりバッチ、ウェルカムバッチ。
「付けられる日が来ると良いな」
そう思った。