KEIさんが投稿した愛車情報(R nineT Racer)

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    「北の大地」への旅⑩ 最後の試練!襟裳岬を目指せ! (根室ー襟裳岬)

    根室のライダーハウスで目覚めたのは朝5時前。同室のお二方はまだ休んでいた。外を見る。嫌な予感はしていたが、雨風が強い。とりあえず、のんびり寝床を片付け、今日、先に進むか、場合によっては留まるか、前日の金銭の動きのチェックや旅のレポートを書きながら考える。すると、同室の年配ライダーが目を覚ました。彼は眠そうに目をこすりながら、天気予報をチェックしている。彼は一応、この日はここを出て網走方面へ向かうと話していた。前日に北海道に上陸し、約600キロほど走ってこのライダーハウスにやってきた彼は、還暦を超えた年齢に見えるが、タフな男だ。休みが限られているので、なるべく先に進みたいとのことだった。俺も2日後の未明のフェリーに乗らなければならない。この雨の中、350㎞先の襟裳岬を目指すか、1日延泊して翌日に根室ー襟裳岬ー苫小牧の500㎞を走る(できればやりたくない)か、襟裳岬を回らずに直接苫小牧を目指す(これも避けたい)か、悩みどころだ。一応、ライダーハウスを出て襟裳岬を目指すつもりで出発準備を整える。そうこうしているうちに、他の宿泊客も起きてきた。話を聞くと、別室ライダーA、Bはこの日は留まる、Cはまだお休み中。俺と同室の年配ライダーは出発、同室チャリダーは留まる、という結論だった。で、俺が出した結論は「進む」であった。この風雨の中、今回の北海道遠征最長のコースを走るのには不安はあった。一方で、前回、日程の都合上、行くのを諦めた襟裳岬には行きたい。また、北海道最終日に500㎞以上を走るのは避けたい、という観点から出した結論だった。進むと決めてからは、荷造りもスピードアップした。8時前には出発準備は全て整い、宿泊客、宿のスタッフに挨拶を済ませ、暴風雨と言ってもいいくらいの中、襟裳岬に向けて出発。10㎞先まで進んで早くも後悔したが、なんとなく天気が回復する予感はあったし、実際、天気予報も数時間前よりは多少良くなってきた。
    それでも雨風は遠慮なく俺とracerくんの行手を阻む。雨具を着ていても水は中に染みてくるし水滴がブーツに溜まり、「足湯」ならぬ「足水」状態だ。そして、体温も奪われる。寒いので休憩しようと思って入ったセブンイレブンが、エアコンが効きすぎていて外の気温の方がよかったなんてこともあった。しかし、約200㎞も進むと雨は小降りになり、場所によっては雨があがっていたところも出てきた。途中、再び大雨のようなところもあったが、えりも町に着く頃にはすっかり雨も上がり、前日に予約した旅館に着く頃にはきれいな夕日を拝むことができた。結局のところ、この日は先に進んで正解だった。旅館も大当たりで飯は最高。また、偶然だが、宿泊客はまさかの俺1人の貸切状態。岬の観光は翌日に回し、この日はゆっくり貸切旅館を満喫した。

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