
Rokko
生まれ育ちも住居も職場も神戸です。
若い頃は自転車で野宿サイクリング大好きでした。現在も電チャ通勤してます。
一昨年還暦を迎え、人生の残量もあと25%くらい。スマホなら「低電力モード」を勧められるころ。バイクに乗れなくなってから後悔したくないので、自分のやりたいことに躊躇はしたくないです。
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最近仕事サボり過ぎて朝活しかできなくなってしまいました(笑)
いまから100年くらい前、芦屋川の河口付近に、「深江文化村」と呼ばれた一角がありました。比較的年配の神戸市民でなければ存在すら知らないと思います。
ここには芝生を囲むように13軒の洋館が建てられて、ロシア革命を逃れてきたウクライナ人音楽家ほか著名な芸術家たちが移り住んでいました。
20世紀前半に兵庫県南部に西洋文化が広まったことはよく「阪神間モダニズム」という言葉で表現されますが、この深江文化村などもその一例だと言えます。
残念なのはその13軒は、ほとんどが老朽化か震災でなくなり、この2軒だけがわずかに当時の面影を伝えています。
ここに住んでいた芸術家のひとり、メッテルを慕って通い続けていた朝比奈隆は、その後大指揮者となりましたが、亡くなる時まで部屋にメッテルの写真を掲げていたそうです(私の家のご近所です)。他にも山田耕作、服部良一、小磯良平など錚々たる芸術家たちがここに集まっていたそうです。
近所の家もなんとなく洋館風の感じに建ってるのは、文化村への配慮なんでしょうか。嬉しいです。