KEIさんが投稿した愛車情報(R nineT Racer)

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    「北の大地」への旅⑤ 戦友の見舞い 紋別リベンジ(稚内ークッチャロ湖ー紋別)

    8月11日深夜、それは起こった。深夜1時ちょっと前、俺のスマホが大音量で鳴りだす。宗谷地区?に地震が起こった。場所によっては震度5を超えるものが2回、また、それに付随する地震も数回起こった。俺がいた稚内のホテルでは、地震だとわかる揺れが1度だけ感じることができた。思えば前回5年前の北海道遠征の初日早朝にも、スマホにJアラートの通知が来た。その時は彼の国の将軍様が、俺の北海道上陸を祝ってか、盛大にミサイルをぶっ飛ばしてきてのアラートだった。まさか今回の北海道遠征でもアラート通知が来るとは…ちなみに地震警報時、俺はまだ起きていましたが、素っ裸でした。笑
    翌日、少し遅めの午前9時過ぎにホテルを出発。この日は北海道ツーリングの常識で言えば、そんなに長い距離を走るわけではないので、時間に余裕はある。最初の目的地の宗谷岬に着いたのは、ホテルを出て3〜40分くらいの10時前であった。日本最北端の碑の前は、何組かの写真撮影の列ができていた。俺もせっかくなので、とりあえず一枚写真を撮る。宗谷岬を後にしてすぐ隣の「日本最北端のGS」で給油。証明書と記念品(この手づくりの、貝殻でできた交通安全のお守りは、後に俺の鞄の中でバリバリに割れていた…不吉な予感…)をいただき、クッチャロ湖へ向かう。その途中に、猿払という場所に前日知り合って仲良くなったSくんを訪ねた。Sくんはちょっと体の調子を崩したらしく、俺の通り道でもあったので、保温グッズと栄養ドリンクを差し入れた。Sくんはバイクに興味があったわけではないが、色々あって仕事を辞め、日本一周の旅に出たのだという。妙に話が合って、同じ、旅をしている仲間として、俺はSくんを勝手に戦友認定。東京に戻った時に再会を約束し、俺はクッチャロ湖へ向かった。
    なぜ、今回クッチャロ湖に行こうと思ったかというと、特に意味はない。笑 同じような名前の「屈斜路湖」とどう違うのか、とか、今回の北海道遠征は割と湖を、なんとなくの目的地にしていたので、これも通り道からそんなに外れていないという、どうでもいい理由でクッチャロ湖を訪れようと考えただけだ。しかし、そのクッチャロ湖へ行く途中、事件が起きた。クッチャロ湖から2、3㎞くらい手前に、道の駅北オホーツク浜頓別という施設がある。ここの施設のすぐそばに日本では珍しいロータリー型の交差点がある。俺はぼんやりと「面白い交差点だな」なんて考えながら進んでいくと、交差点に差し掛かる手前で、対向車線側の車が急停止し、運転していた主婦と思しき若い女性が、急に車の後方に向かって走り出した。その主婦の行く先を目で追うと、なんとロータリー交差点の所でツーリング途中の大型バイクが派手に転倒していたのだ。俺もロータリーを抜けて転倒ライダーの救出を手伝う。若い主婦、通りすがりのライダー、そして俺。3人の連携で転倒したバイクを運び、転倒ライダーの傷の確認。幸いにして怪我はなかったようだが、ロータリーの中は大量のオイルが撒き散らされ、バイクのクランクケースは怪物にでも引っかかれたかのように金属部分が抉り取られて中が見えていた。都内ナンバーのバイクだから、俺ももしかしたら彼とは都内の道ですれ違っているかもしれない。多分彼の北海道ツーリングはここで終わりだろう。他人事ではあるが、悲しい気分になった。バイクを直して(または買い替えて)また北海道に行け!と心で叫ぶ。
    そんな複雑な気分でクッチャロ湖に到着。普通の湖だった。笑 静かで湖面も穏やか。いつかはこの湖畔でキャンプをしてみたいと思ったが、この日はものすごい密度でテントが並んでいた。
    道の駅の前の交差点を再び通る時、例の転倒ライダーが警察官と話していた。彼は俺に気付き軽く会釈。俺もそれに合わせて軽く頭を下げ、通り過ぎる。自分の気を引き締めて、再びオホーツク海沿いの道を南下し、紋別に向かう。この日の目的地の紋別でキャンプをすることは、俺にとってのリベンジである。前回の北海道遠征の時、紋別でキャンプするつもりが、キャンプ場がわからず、結局暗い中、網走まで走ってしまった(その時のルートは、苫前ー宗谷岬ー紋別ー網走という、結構な距離)。だから今回は紋別でテントを張りたい…ということで、名前は忘れたが、ガリンコ号の横のキャンプ場に泊まることにした。しかし、行ってみて、やめればよかったと後悔。キャンプ場自体はそれなりにいいが、ライダーにはあまり優しくないキャンプ場に思えた。しかも、高密度のテント設営状態。着いた時刻は4時くらいだったが、どこにテント張れるの?と管理人に聞いてみたいくらいの混み具合。まあ、なんとかバイクから遠くに見つけた隙間にテントを設営できた。一応リベンジ成功!しかし、次回は、この状態ならここには泊まりたくない。

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