
Rokko
生まれ育ちも住居も職場も神戸です。
若い頃は自転車で野宿サイクリング大好きでした。現在も電チャ通勤してます。
一昨年還暦を迎え、人生の残量もあと25%くらい。スマホなら「低電力モード」を勧められるころ。バイクに乗れなくなってから後悔したくないので、自分のやりたいことに躊躇はしたくないです。
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先週の土曜日に行こうとして、事前予約してないと入れてもらえないと分かり、一度は諦めた「キトラ古墳壁画公開」。今度はちゃんと予約して行きました。
石室の中は、邪気から死者を護るために東西南北に青龍、白虎、朱雀、玄武の絵(国宝)が配置され、天井には精密な天文図。今回の展示は青龍と玄武です。
誰が埋葬されているのかは謎なんですが、その推理のしかたがめっちゃ面白いんです。
ここは藤原京から真南で、他の皇族の陵墓と一直線の位置にあるから、藤原京時代(694-710)の16年間に亡くなった皇族だと推定。奥歯の骨のすり減り具合から、40〜60代に亡くなった人と推定。こめかみの骨の発達具合から、大柄な男性と推定。古墳の形から、天皇ではないと推定。そうやって、ごくごくわずかな手がかりから、被葬者がどんどん絞り込まれ、だいたい3人のうちの誰かだろうとまで特定できるのだそうです。
推理小説よりリアルで楽しいタイムスリップのひとときでした。
ここの情報を地形図付きで詳しく教えて下さった @88348 さんに感謝。