河蒸気さんが投稿したツーリング情報

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    Facebookが教えてくれた。奇しくも4年前の今日、宮崎県の郷土料理「冷や汁」のような物を食べていた。奇しくも〜というからには今日も食ったのである。去年一昨年は食った覚えがないし、年にそう何度も食べる物でもない。たまたまとは思えないくらいの確率だ。それも今回は3日続けてだ。病みつきになりそうなくらい美味い冷や汁を見つけた。一杯で2度美味しい冷や汁でもある。ちなみに読みは濁らない。ヒヤジルではなくヒヤシルであり、この場合の「冷や」は冷たい汁ではなくて冷めた飯、冷や飯食らいの冷やを指す。冷や飯に味噌汁をぶっかけて食うので、温度的には温めになる。間違っても、やよい軒のように氷なぞ入れてはならない。冷やし過ぎると味がわからなくなる。
    なぜ2度美味しいのかと言えば、単なる冷や汁ではなくて冷や汁うどんだからだ。先にうどんを片付けておいて、残りの汁と具に飯を投入する。うどんの段階ではキンキンに冷えていた味噌汁が、啜り終えた頃には温くなりかけていて、炊飯ジャーからよそいたてのご飯と混ざりあってちょうど良いあんばいになる。きゅうり、ナス、ミョウガをバリバリ噛み砕きながら、豆腐を突き崩して汁と一緒にジャバジャバと掻きこむ。

    そして究極を言えば、うまさの秘訣はこの味噌汁がただの味噌汁ではなくて、胡麻たっぷり油の浮いた味噌ラーメン風のスープであるという点にある。柔らかい博多うどんでやると完全に麺が負けてしまうが、この店の太めで歯応えのある平打ち麺だからこそ活きる。冷や汁うどんは冷や汁であって冷や汁ではない。だから僕が狭い了見で王道だの邪道だのチクリチクリとやる必要もない。
    筑後うどん振興会スタンプラリーのポイント集めの為に訪れたが、今年の夏はこの一杯で終わりそうだ。しかし、後悔はない。撮り忘れたのでバイクの写真もない。

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