
Rokko
生まれ育ちも住居も職場も神戸です。
若い頃は自転車で野宿サイクリング大好きでした。現在も電チャ通勤してます。
一昨年還暦を迎え、人生の残量もあと25%くらい。スマホなら「低電力モード」を勧められるころ。バイクに乗れなくなってから後悔したくないので、自分のやりたいことに躊躇はしたくないです。
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伽耶院の境内のある石臼稲荷(いしうすいなり)。
村人たちが、自分の田んぼに水を呼び込もうと、流れの分岐点に石臼を置いて堰き止めていました。
それを見て嘆いた稲荷神は老人に化け、村じゅうの石臼を引き上げたのだそうです。
「たしかにそんな小細工、恥ずかしいよねー」と恥入った村人が作ったホコラなのだとか。
「我田引水」っていうコトワサがあるくらい、農民にとって水利権の確保は死活問題だったことでしょうが、なかなかいいお話ですね。
さらに、石臼の一枚だけが、近くの木にもたれかかったまま、いつの間にか飲み込まれそうになっています。たぶん片付け忘れた石臼を、立てかけたまま放置しただけなのでしょうが、お寺の雰囲気のせいで、これにも何か処世訓が込められているのかなと考えてしまいます。