
マサ坊
17歳からバイクに乗っています。
若い頃、レースをしながらレーシングショップで働いていました。
今はメンテ全てやりながら、ボチボチ楽しんでます。



久々の過去のバイクシリーズ!
95年にRS125がNF4からNX4にフルモデルチェンジ!
NF4は87~94年までなので、多くの人が乗り換えました。
僕にしては3モデル目!
NX4は結局95、97、無鉛化された98と3台乗り継ぎ、タイトル画像は95。
95は色々有りました・・・
怪我から復帰しても思うようにタイムが出ず、そのうえバイクも型落ちではだめだと新車を購入。
その初戦となるTIのレースで怪我以来4年ぶりに予選通過。
それも結構いいグリッドで。
そのスタート、シグナルが変り良いスタートを切れたと思った瞬間、僕の体が宙を舞いました。
後続に追突されました。(僕でも前列より前に行っていたので、裁定は出なかったが、フライングしか有り得ないのですが)
いいグリッドだったのが災いし、後続車が数台巻き込まれ、僕も幸い轢かれはしませんでしたが、とっさに丸まった体に何台かはかすめていきました。
すぐにバイクに近ずくと、もう見るも無残な姿に。
数台に突っ込まれボロボロ。
あと少しで新車が買える程度の修理費がかかりました。
新車を買ってすぐ。
そんなお金はすぐに用意できない。
修理が出来る3ヶ月、仕事と体を鍛える事に専念。
軽量が有利な125ですから、もともとぽっちゃりだったことも有り、3か月後サーキットに戻るころには10キロの減量に成功。
久々に合った人の驚く反応が面白かったです。
冗談で、余命わずかと言うと、だれも疑いませんでしたから。
それが今、現実になっている。
人生は解りませんね。
この後、コンスタントに結果が出る様になりました。
この3ヶ月はその後のレース人生には大きな影響が有りました。
精神的にも強くなれましたし。
でも、一番思い入れが有るのは2枚目の写真の98になります。
98は僕のチューニングの集大成で、エンジン本体はすべて自分でチューン。
写真のカウルもパワーアップに伴い夏場は冷却が追い付かなく、ドラッグ増加を承知で冷却優先の為に作ってもらっていたオリジナルカウルです。
2003年の最後のレースまでチューニングを重ね、かなり特殊なセッティングのバイクになって居ました。
3枚目の写真は改修前の、富士スピードウェイです。
夏の間、シリーズで出ていた鈴鹿、TIのレースが4時間耐久の為無いので、遠征してました。
夏前から2〜3回練習に行き、7.8月のエリア戦に出てました。
当時のエリア戦は、国際、国内両方のライセンスで出場可能でした。
僕はもちろん、国内ライセンス。
でも、富士は相性が良く、ポイントも取れました。
主戦場のTIでもエリア戦では稀なのに(笑)
TIのエリア戦は、当時、GPで優勝経験も有るライダーが、現役バリバリの時に、第一戦だけ出てました。
凄い時代でしたね。
富士の写真、前を走ってるのは、国際ライセンスを持つ、女性ライダーです。
結構絡んでました。
1986年にサーキットのライセンスを取り、翌年にノービスを取りレースを始め、国内ライセンスで終わりましたが、17年のレース生活の最後の愛車です。
本当の相棒と言える1台です。