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▼所有車種
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- R1-Z
DIO-SRの後ろで風を感じて30年(おまわりさんごめんなさい)
サンナイ運動真っ只中の平成初期にモンキーRに跨りました。(先生ごめんなさい)
卒業したら中型免許取るぞと息巻いた割には
ハタチそこいらで波乗りにハマり一旦バイクの熱は冷めました。
思いついたは三十路の中頃
仲間に勧められて中免取得、既に絶滅危惧種のツースト
R1-Zに跨りましたが
多忙な日々に錆びていくバイクに申し訳なく
バイバイバイク
一生懸命に働いた割にはあっけなくクビになっちゃった時に
出会ったKSR2
コイツが人生で一番長い相棒となってます^_^
何を血迷ったか
四十路半ばを過ぎて限定解除(母上心配かけてごめんなさい)
...俺、大型乗れんのか?
リターンならぬ『さまよいライダー』
そんなオイラですが
見かけても煽らないでね。

過去車の紹介が頻繁に見て取れたので私も
『R1-Z』
2サイクル以外興味がない、とまで思う時期がありまして、中免取ってすぐに買ったのがコレでした。
それまでチビなバイクばかり乗ってた私のはじめてのフルサイズでもありました。
そんなこんなで、重く感じましたね(^_^;)
軽いバイクなんですけどね。
50ccのパワーバンドよりも、やっぱり強烈で気持ち良くて
峠を攻める技量もないからひたすら直線で遊んでましたが
「コーナーは先を見ろ、ヤバいと思ったらアクセルを開けるんだ!」なんて先輩から教わったり(^_^;)
煙と音と...今でも耳に残ってます。
館山自動車道で
前に誰も居なくなった時にアクセル全開
パリパリと腹下で、気流が暴れているような音
9000回転からその先...
...気持ちいい
怖いけど、開け続けました。
咆哮、快楽、恐怖心...いろいろごっちゃになってたひと時でしたが、忘れられない感覚です。
仕事が忙しく、乗らなくなった時間が増えて
手入れができなくなり
このままダメにする位なら、と
手放してしまいました。
仕事辞めちまえば良かったかな...
後悔の念がないとは言えません。
しかし、コイツが教えてくれた快楽は
半ばの人生のかけがえのないひと時でした。
マウントを取るつもりもありませんが
2ストを知らない世代の若い人達に
この感覚を知ってもらいたいと思います。
(一部は乗ってるんだろうけどね。)
確かに今のバイクだって素晴らしい性能、装備があり、安全面でも進化したもので楽しむには十分なのかもしれません。
でも
油臭い、癖がある
「汚れていい服を一張羅にして乗れ」みたいな一台と付き合う経験は
すごく楽しかったから。
昔と比べて、2ストってだけでハードルが上がってしまった...本当につまらない世の中になりました。希少価値は上がり続け、乗れる人も限られてくるでしょう。
でも
パリパリした音を聞く度に、大事に乗ってほしいと思うと同時に
「開けろ!^_^」
って思っちゃうんだろうな。