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DIO-SRの後ろで風を感じて30年(おまわりさんごめんなさい)
サンナイ運動真っ只中の平成初期にモンキーRに跨りました。(先生ごめんなさい)
卒業したら中型免許取るぞと息巻いた割には
ハタチそこいらで波乗りにハマり一旦バイクの熱は冷めました。
思いついたは三十路の中頃
仲間に勧められて中免取得、既に絶滅危惧種のツースト
R1-Zに跨りましたが
多忙な日々に錆びていくバイクに申し訳なく
バイバイバイク
一生懸命に働いた割にはあっけなくクビになっちゃった時に
出会ったKSR2
コイツが人生で一番長い相棒となってます^_^
何を血迷ったか
四十路半ばを過ぎて限定解除(母上心配かけてごめんなさい)
...俺、大型乗れんのか?
リターンならぬ『さまよいライダー』
そんなオイラですが
見かけても煽らないでね。







ここに来て随分時間が経ちました。
ここに来たのは、リーマンショックの後で
大した事も、持ってるものもなかったんですが
全部、なにもなくなっちゃって
真面目にやるのが馬鹿馬鹿しくなっちゃって
サーフボードとウエットスーツだけ持って
ここに来たんだよな。
若かったから「毎日サーフィンやってやる」位にしか思わなくて。
地元の人に聞かれたら怒られるかもしれないけど、ここには何もない。便利な暮らしも、高い給料貰える仕事も、楽しい娯楽施設も。
公共サービス悪い割には税金はちょいと高め
暮らしやすいかって言われたらそうでもない。
海がなければこんなところに来なかった。
時計一周しても帰れない、週に一回の休みすら危うい仕事しながらも
毎日1時間、海で遊べる時間がある事が
楽しかった。
海で仲間ができた。
いい大人で、みんなで飲んで騒げる仲間
一人の先輩がバイクに乗ってて
原チャリでツーリング連れてってくれたり
他の仲間巻き込んで、バイクのステップアップしたり
今回、大型乗れたのもその先輩のおかげ
じゃなきゃ乗ってないかも。
...結構好きなこと出来てる
海辺で、定年過ぎたおじさんのギターコレクション触らせてもらったり
天気のいい日には庭で採れた野菜使ってメシ作ってみたり
「田んぼやらない?」との友人の誘いで
一年で食いきれない位の米ができたり
うまい魚はその辺に転がっている。都会の半値も出せば、鮮度のいいものが手に入る場合もある。
...ちゃんと都会で仕事して、潤沢な資金作ってから移住すりゃ、もっと楽しくやれたのかもしれないけど
これまで、嫌な思いもしなくてもいい大変な事もあったけど
十分楽しかったし
これからいつまでもこんな時間が続けばいいなと思います。
新しい相棒と海辺を散歩。
来年は県境またぎで、いろんなところに連れてっておくれ^_^
Iターン、早期リタイア、リモートなんて
あらゆるカタチで田舎暮らしが注目されていますが
「やりたいならやればいい^_^楽しいかもよ」
私は人にはそう言っています。