ブルーフォックスさんが投稿した愛車情報(ZEPHYR X)

五稜郭。函館戦争の舞台の一つであり、戦いの終わりの場所。星型の城郭は守備を固める上で死角が少ないということでフランスの城の造り方を参考に造られた要塞。タワーからはなんとなく横に寝たような星が見えるけど、当時はこの形すら見えなかったはず。また幾重にも折れ曲がる城壁の中を敵が攻めても、その上の壁からの攻撃があったり、掘りが張り巡らされたりと、よく考えられている。今でこそ港からは距離もあり、ビルなどでタワーがないと海は五稜郭からは見えないが、明治のころは、この辺りは何もなく、少し高台にあった五稜郭からは海に入ってくる船も見えたし、ここまで艦砲射撃もあったらしい。さらに函館には四稜郭や七稜郭もあったのも実は事実。四稜郭は恵山側に跡が残り、七稜郭は街中にそれとは気づかれずに残っている。歴史のなかで人の生き死にの舞台となって函館。歴史の中に登場する事がほとんどなかった北海道に夢や希望を胸に渡り散っていった人達の浪漫を感じられる場所です。