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北海道に住んでいます。
バイクブーム真っ只中の80年代に青春を過ごしたおかげでDNAレベルでバイク愛が刷り込まれました。
16才でRZ50に跨ってから現在までずーっとバイク乗り。
結婚、子育て、マイホームなど、バイクに対する脅威をことごとく乗り越え、時には死線をさまよいながらもバイクに乗り続けてきました。
GPZ900Rは心の友。我が翼。どんな時でも手放さず手元に置き続けて来ました(10年以上放置プレイだったのはナイショです)
基本的にカワサキ信者なのですが、カワサキしか乗らない訳ではありません。
よろしくお願いします。






10月10日
朝晩寒くなりました。最低気温6度。
路面が凍ってなければ、まぁ、走れます。
この季節、気温が低くて空気が澄んでいるので山が綺麗に見えます。
先日、大雪山が初冠雪していましたが、昨日の陽気で溶けたようです。焦らずとも、すぐに真っ白になりますけどね。
今朝のような凍えるように寒い早朝。まるでスノボでも行くように着込んで出て行く僕を、バイクに乗らない奥さんは不思議そうに見ています。特に何も言いませんが、瞳の奥にあるあきらめの色を、僕は見逃しません。
2つの車輪のあいだにガソリンで動くエンジンが付いてるだけ。人が介在しないと自立すら出来ず、きちんと整備をしないと動かない。動かしたとて、適切に操作しないと走らない。体は剥き出しなのに、信じられないようなスピードは出るし簡単に転倒だってする。夏は熱くて春や秋は寒い。雪が降ると乗る事はできない。
乗らない人には理解不能だよね。よくわかっているよ。
でも、どんなに不自由だとしても、これに乗るのが最高なんだよ。
だけど、この気持ちを説明するのは不可能なんだ。だって、乗らないと理解できないから。
だから僕は、行ってくるね。とだけ言って走り出す。
‥今年はあと何度乗れるかな?