どかもんさんが投稿したツーリング情報

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    逝く前に、行って良かった♪ 奥只見ツー 
     どかもん、戸籍上の年齢は62歳、、、しかし、気力・体力年齢は72歳。♪(そろそろお迎えが)
    そんな私が、20歳の頃から念願だった『秘境・奥只見』へ、行ける事になりました。♪
    死ぬまでには一度は行きたい場所、、、そんな所も次から次にクリアーされ、残るは尾瀬と奥只見。

     その中でバイクで行ける奥只見キャンプ・ツーを、現地に最も近いクラブ員のコシヒカリさんに、企画して貰いました。
    越後のコシヒカリさんの企画・先導・案内です。♪(笑)

     7月19日、朝6:00出発。 愛車はポンコツ不調セロー225。
    R19で松本市~長野市を抜け、R117で新潟県十日町市へ、次にK76とK28でキャンプ地の、南魚沼市の登川河川敷公園へ。
    途中、R19の信州新町のコメリで工具と針金を買って、道の駅信州新町にてキャブの再々調整をして行きました。

     12:30分、長野市のローソンに到着、お迎えのコシヒカリさんは既に到着でした。♪
    コシさんの船頭でR117を進みます。昼間のこの道は30年振りです。
    どこをどう走ってるのか?、全く見覚えのない景色です。(汗)
    それもその筈、、、昔とは道が違い、新しい広い道が全く違う場所に出来たとか、、、どうりで浦島太郎♪

     十日町でコシさんのお宅に寄って、お茶をご馳走になり、まろん君(♂黒芝)とご対面です。
    (よろしくね、まろん君♪)
    コシさんのお宅は、R117からコチョコチョ曲がって行った所にある、3階建ての御殿でした。(汗)
    そこからはキャンプ地まで25km位です。16:30分頃TAPPYさんが到着予定との事。我々も急いで向かいます。

     ところが17時を過ぎても、TAPPYさんは現れません、、、と、TAPPYさんから電話有り。
    『関越道の塩沢・石打ICの近くに来ている、ガソリンを補給してそちらへ向かう』との事。
    安心してコシさんと待つが、18:00になっても来ない、、、5分で来れる距離なのに、、、

     そうこうしてると、越後在住のキリンボーイさんが、大量の差し入れを持って、車(ワゴンR)で来てくれた。
    病人なのに、病み上がりなのに、来なくていいよ!って、言ったのに♪、、、(笑)
    18:30分、コシさんが探しに行って帰って来た。(もう暗くなり始めている)

     仕方ないので、2人はテンとの設営を済ませ、キリンボーイさんは、バーベキューの道具や食材をセット完了。
    設営も終わり、車で不足分の食材を買い出しへ、、、と、そこへTAPPYさん、発見!。
    ピーピー!、ワゴンRのホーンが鳴って、どっかへ?行こうとしてるTAPPYさんを停止させて、めでたく全員集合。♪
    (後で聞いたら、ガス欠になって国道を押していた、、、とか。、、、笑)

     買い出しも終わってキャンプ地へ。『越後牛』『村上牛』の高級食材や、野菜類、ビールに私専用のお茶まで、、、さらにBBQ用のコンロ(金属七輪?)までキリンボーイさんが用意してくれていました。(感謝・感激、、、雨あられ♪)
    村上牛は柔らかくて美味でした。越後牛も美味しかったのですが、前歯がぐらぐらで分厚い肉に歯が立たず。♪(笑)

    その夜は、何時間も食べて飲んで、大きな声で喋って、、、、、爆睡しました。♪(笑)
    夜は雨が降っていました、テントは橋の下。♪

     明けて20日の朝5時、、、早起きの年寄りは、昨日のキャブ調整が不十分だったので、出掛ける前に再調整です。
    (どうも吹け上がりが悪い、、、これでは標高の高い峠では、エンジンが止まりそうになる。)
    お世話になったキリンボーイさんとお別れして、いよいよ奥只見へ出発です。
    (心配したキリンボーイさんも、意外に元気そうで安心しました♪、、、無理してたのかな?。笑)

     魚沼市の小出からR352(樹海ライン)で行きます。
    最初の難関、『枝折り峠(しおり)』へやって来ました。頂上までの狭いクネクネ急勾配の道は、舗装して有るものの、対向車との衝突や、崖下への転落に注意が必要です。
    頂上の展望台(標高1080m)で景色を楽しみました。キリンボーイさんの言ってた日本海は、今日は霞んで見えません。
    そこからは一気の下りで、奥只見湖の西の入り口『銀山平』です。湖面の遊覧船を見ました。
    (見ただけ、、、乗らないです、、お金が、、、時間が有りません♪)

     そこからのR352はこれまた素晴らしい!、、、もちろんクネクネ続ずきですが、アップダウンも激しく景色もグー!。
    遠くの山々に残雪が見え、近くの谷にも雪渓が有ります。
    コシさんはどこか(小千谷市)のPCX150中年ライダーと、ブッ飛ばして消えて行きました。(汗)
    TAPPYさんと私は、雪解け水でバイクが溺れない様に気を付けて、安全運転で走行。♪
    そんな雪渓が直ぐそばにある所で、緊急停止、、、、雪渓から湧き上がり吹き付ける冷気に、しばし体を冷やし、とっても満足!。♪
    (こんな経験がこんな場所で出来るなんて、、、さすが!奥只見、、、と感激。♪)

    そんなR352の高い場所の展望台で休憩し、上から奥只見湖や、深い山々の景色を堪能。♪
    ここに立って見て、改めて『来て良かった、奥只見』を感じました。(大満足)

    湖畔から外れ、次の目的地は、福島県南会津郡桧枝岐(ひのえまた)村の御池田代峠(みいけたしろ標高1580m)の尾瀬御池ロッジです。
    (ここは尾瀬の北の玄関口、ここへ車やバイクを置いて(有料P)、シャトルバス(520円)で、沼山峠へ、そこからは登山道を歩いて尾瀬沼へ。)

     御池峠をから桧枝岐村への道の両側には、手付かずの自然が、、、ブナなどの原生林が広がっています。
    これにも感動しました。→白神山地まで行かなくても、ここでいいかも?。(笑)
    この道は集落が現れるまで暫くの間は、下りの高速走行が楽しめます。(ナイショ♪)

     下り切ると大川の集落からR401となり、南郷からはR289となって只見町へと続きます。
    この辺りの南会津では、昔ながらの茅葺屋根民家の有る景色も、密かに期待したのですが、、、
    さすがに21世紀、日本中の田舎でも、現代的な建築様式の民家になってるのは、仕方のない事なのでしょう。

     そうこうしてると、只見町に到着、、、信号がないので速い。♪
    ここには親子のダムが真近で見られます。ちっちゃい只見ダムと、有数の貯水量を誇る、田子倉(たごくら)ダムです。
    只見町から田子倉ダム湖を見下ろし、越後・魚沼市へ至る広いR252を走ります。
    田子倉湖へ上がるクネクネ道で、コシさんにまた千切られました。(汗)
    ダム湖の湖畔の売店で、ソフトクリーム♪、、、、甘さは合格です。♪

     暫くR252を進んだ場所に有る展望台で休憩。六十里峠と刻まれた石碑が有りました。
    (このR252は昔からの重要路線みたいです。この道路整備の貢献者は故田中角栄氏だとか)
    展望台からの眺めも素晴らしいものでした。対岸の山にも雪渓が見られます。
    急な斜面を縫う様に道は造られていますが、豪雪地帯ですので、殆どの部分は『スノージェッタ-』とか呼ばれる、屋根付き道です。
    難工事だった事が容易に理解できます。

     R252を新潟県魚沼市まで戻って、関越道まで来た所で、TAPPYさんとはお別れです。
    (気をつけてね♪)
    私達ちは、さらにR252の快速道を楽しんで、十日町でコシさんとお別れしました。
    (ありがとうございました♪)

     18:30分、ここから長い帰りの道が待っています。
    真っ暗になって、、、案の定、飯山市を過ぎた所で、長野市が両側とも表示された標識に出くわします。
    真っすぐを選んだら、それはR292になっていた、、、お陰で走りたくもない志賀中野有料道路を走らされる羽目に。(100円)

    それからは標識は当てにせず勘ナビで長野市へ入り、R18沿い『すき家』で夕食後、例の県庁の前で、R19に無事に合流。♪
    松本までガソリンが持つか?、ヒヤヒヤしながら計算して、眠気と闘いました。
    (幹線国道でも、夜はガソリンスタンドが営業していない、長い区間があるので注意が必要です。)
    松本市の手前10kmの明科でようやく給油。
    松本を過ぎれば走り慣れた木曽谷R19です。居眠りしない様に、検挙されない様に、慎重かつ大胆な運転が望まれます。(笑)
    21日(火曜)午前4時、、、無事に帰宅出来ました。

    キリンボーイさん、お世話になりました。コシヒカリさん、ありがとうございました。TAPPYさん、お疲れ様でした。♪

    今回の走行:960㎞ 平均燃費:26.6㎞/L (ちょっと悪い)
    エンジン(キャブ)の吹け上がりは、やはり完全には直っていなかった、次は電気(点火系)ですね。

     メインの写真は、奥只見湖を見下ろすR352の展望台からの景色です。
    (山々が深いです、遠くの山にも雪渓が、、、走って来た道が見えます。)

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