
ひでぼん
はじめまして!
神戸市在住のひでぼんと申します。(^ω^)
チーム☆シェーシェーシェー主宰
ミニバイクレース、JP250レース、ツーリング、バイク改造、エンジンスワップなど、バイクに関する様々な楽しい事を実践しています。バイクの所有台数は10台以上、レース用から普段乗り、ツーリング用まで、様々なタイプのバイクで遊んでます。ミニバイクフレームに中型バイクエンジンをスワップして高速道路走ったり・・(*???*)
どうぞよろしくお願いします。( ??? )







やっぱりエンジン構造は奥深いですな。。(^O^)
今日は、TZM50+KLX250エンジンのミニバイク、ZX-3RRのオイルクーラーを仕上げていきますが、この前のオイルラインでは不十分という事が判明しました。( ´Д`)
現状、1枚目の写真のように繋いでますが、これだと両方のオイルホースからオイルが出て、クーラー内にオイルがとどまり、ただのオイルタンクになっちゃうんです。。(・∀・)
2枚目の写真、オイルフィルターケースの真下、この穴からオイルが出てきてケース内に溜まり、オイルフィルターの外側から内側に向けて入りますねん。。
フィルターを通ったオイルは、オイルフィルターカバーの真ん中のオイルラインに入り、二手に分かれて3枚目の写真の上と下の穴に送られます。
上はカムシャフトの方に回り、下はクランクシャフトに送られるんですょ。
今はオイルフィルターケース内(オイルフィルターの外側)とクランクに行くオイルラインにバンジョーを噛ませてオイルをクーラーに送ろうとしていますが、これでは両方のバンジョーからオイルが出ちゃうんです。。
加工内容は、オイルフィルターカバーのクランク行きのオイルラインを広げ、M8の1.25ピッチのねじ山を奥まで切ります。
そこに芋ネジを突っ込んで、真ん中とバンジョーの間をメクラ栓で塞ぎ、フィルターから出るオイルを全てカムシャフトの方へ流します。
写真4枚目はノーマルと加工済みの違いです。中に芋ネジ見えますね。
それじゃあオイルは全てカムに流れちゃうや〜ん!て事なんですが、実はカム行きのオイルジャーナルは小さくてとても全てのオイル量を賄うほど流れなくなってます。多分2〜3割しか流れない感じです。
流れきらないので入らないオイルはフィルターケースのバンジョーからクーラーに流れて冷え、クランク行きのバンジョーに落ちてクランクへ流れていく。という感じになります。(^ω^)
が!しがし!!
これじゃあ、オイルフィルターを通らずクーラーに流れて、そのままクランクへ流れちゃうんですょ。
ダメダメね!!
なのでこのカムへ行くオイルラインの途中にバンジョーを噛ませたら、フィルターを通った後にクーラーへ流れます。( ◠‿◠ )
まぁ穴は空け直して、前のは塞ぐ必要が出てきますが。。
5枚目のように、カム行きのオイルラインにM10の1.25ピッチ穴を空けます。前の穴はボルトでメクラにします。
6枚目のように新しい穴にバンジョーを付けてオイルラインはこれで正解だと言うことのようです。。(^ ^)
7枚目のように繋いだら完成です。。クーラー側の赤いバンジョーは油温センサーをつける穴があるバンジョーです。こちらからオイルが入り、上から出てオイルフィルターカバーの下のバンジョーに帰る感じでOK。(^O^)
はぁ〜、疲れた。。
いじょ。