
山猫
▼所有車種
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- CT125 HUNTER Cub
山猫です。先達の皆様宜しくお願い致します。
大阪在住、嫁様と二人で近畿各地をのんびりトコトコ巡っております。

ブッスリ…プシューーーですよ。
いやはや参りました…。
嫁様のハンターカブを借りて出勤した日のこと。
仕事の帰りに、ちょっと用事がありワークマンに立ち寄ったのです。
駐輪場にバイクを停めて、買い物を済ませて戻って来たら、フロントタイヤがぺちゃんこ。ここに来るまでは普通に走れていたので、まさか店内にいる間にイタズラされたのか?と疑ったのですが、どうやら違ったようで。
タイヤをクルクル回してみたところ、写真の有り様でした。
抜こうにもビクともせず、この時点では何が刺さっているのかわかりませんでした。
時刻は18時過ぎ。
歩いて20分かかる最寄りのホンダドリームは修理受付時間が18時までだったのですが、すぐに電話をして緊急である事を伝えたところ、待ってるので来て下さいという有り難いお言葉を頂きました。
雨上がりの蒸し暑さの中、120kg+荷物分のバイクをえっちらおっちらと押し歩きます。
300mほど進んだ所、ガソリンスタンドの前を通りました。
「もしかして、ここでパンパンに空気入れてもらって、それが抜け切る前に走ってドリームに到着出来るのでは…?」と思い付き、お店のスタッフさんに声を掛けたところ快く対応して頂きました。
標準空気圧の1.5倍ほどに空気を入れてもらい、お礼を言ってすぐ裏道を走り始めます。
走っている間にも、「シューーーー」と音が聞こえるほどの勢いで空気が抜けていきます。
裏道だったので信号はなく、3分ほどでドリームに到着。入れてもらった空気はギリギリで持ち堪えました。ガソリンスタンドのスタッフさんには本当に感謝です。
すぐに状態を見てもらい、引っこ抜いた異物を見せてもらったら、かなり大きな金属片でした。
チューブに空いた穴は、穴と言うよりも裂け目と言えるほど大きいもので、さすがにこれは塞げないという事でチューブは新品へ交換。タイヤの方は使えそうとの判断で、水やホコリが入らないように裏側からパンク修理用ゴムパッチを貼ってもらいました。
工賃込みで6,700円也。手痛い出費となりましたが、これで無事に家に帰れると思えば、この程度で済んで良かったとも思えました。
ちなみに刺さっていた金属片ですが、厚みが1mmほどで、どうも金属パイプの先端を斜めに切り落としたような形の、とても鋭利な金属片でした。
これはあくまで想像ですが、ワークマンというお店は、その特性上、会社の作業車で立ち寄る方もたくさんおられると思うのです。
そのような作業車が道路から店舗の敷地に入る際に、段差を超えた弾みで荷台に散乱していた金属ゴミが路上に落下し、それを運悪く私がバイクのタイヤで踏んでしまった、という事かと。
しかし、山の中の峠道を走ってる時でなかったのは、逆に運が良かったと言えます。そうとでも思わなかったらやってられません(笑)
皆さん、作業用品店やホームセンターに入る際は、くれぐれもお気を付け下さいね。