


キャンプ場ってテンション上がりますよね。
普段酒を飲まない僕も酒を飲むわけです。
誰もいない一人だけの空間。
何という贅沢。
一口飲んで気がついた。
「ここ…灯りも何もないただの山なんじゃ……?」
気づいた途端、急に山が恐怖となった。
振り返るとそこには人気のない神社。
人も車も通る気配すらない道路。
どんどん暗くなる空。
酒を飲んだ以上移動することもできない。
現実から逃げるように慌ててテントに入る。
完全に日が落ちた頃、雨が降り始めた。
300円のランタンは早々と電池が切れる。
完全な闇。
自分の手すら目を凝らさなければ見ることはできない。
スマホの電源残量は30%。
これがなくなったら…
考えることをやめた。
テントに雨粒が当たる音と虫の声。
そして獣の足音。
何かが近づいては遠ざかる音を聴きながらナイフを握りしめる。
寝ている場合ではない。
頼るものは何もない。
恐怖と戦いながら夜明けを待った。
いや〜、何が言いたいかというとですね。
キャンプって楽しいことばかりじゃないぞと。
自然に触れ合うということは、危険にも触れ合うんだぞと。
そこを認識しないと、本当の意味で痛い目を見るぞと。
何事も準備って大事ですね!(。•̀ᴗ-)✧
キャンプの帰りって、なんで快晴なんですかね…