
Rokko
生まれ育ちも住居も職場も神戸です。
若い頃は自転車で野宿サイクリング大好きでした。現在も電チャ通勤してます。
一昨年還暦を迎え、人生の残量もあと25%くらい。スマホなら「低電力モード」を勧められるころ。バイクに乗れなくなってから後悔したくないので、自分のやりたいことに躊躇はしたくないです。
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西宮市大谷記念美術館。
大阪側から国道43号線を走ると、西宮市と芦屋市との市境あたりで案内の看板が見えてきます。
実業家・大谷竹次郎氏が西宮市に邸宅ごと個人所蔵品を寄贈してできた美術館。竹次郎氏はあのホテルニューオータニの創業者・大谷米太郎氏の弟です。
(芸能の松竹を創業した大谷松次郎・竹次郎兄弟とは全くの別人です)
館内に入らないなら、駐車場も庭園も無料。(500円くらい払えば館内にも入れます。とくに日本画のコレクションはすごいです。横山大観、川合玉堂、竹内栖鳳、菱田春草、伊東深水、上村松園といった超ビッグネームの作品が当たり前のように常設されています。)
本館をぐるっと囲む回遊式の日本庭園はよく手入れされていて、スイセン、アセビ、ツバキなどが妍を競っています。個人的には、今が見頃のクリスマスローズ(9枚目)が好きです。
庭園でのオススメは水琴窟(8枚目)。金属製の甕に滴り落ちて響く水滴の音が楽しめる仕掛け。スティールパンのような澄んだ音色です。
3月も下旬になると、シャガやムスカリなども可愛い花を咲かせて、庭園はベストシーズンを迎えます。
国道43号線沿いにあるとは全く思えないのどかさ。平日に行けば、聞こえてくるのはお隣にある香櫨園小学校の児童たちの可愛い声くらいです。
時計回りに庭園を楽しんだあとに笑顔で見送ってくれるのは、なんと岡本太郎作の彫刻(1枚目)。
美術館にしては珍しく水曜日が定休日なのでお気をつけ下さいね。