
Rokko
生まれ育ちも住居も職場も神戸です。
若い頃は自転車で野宿サイクリング大好きでした。現在も電チャ通勤してます。
一昨年還暦を迎え、人生の残量もあと25%くらい。スマホなら「低電力モード」を勧められるころ。バイクに乗れなくなってから後悔したくないので、自分のやりたいことに躊躇はしたくないです。










神戸の観光スポット、北野の異人館。
現在、33棟が残っています。
なかでも知名度抜群なのがこの「風見鶏の館」。
昭和時代にNHKの連ドラで話題になったことから、その放映開始日の10月3日は「神戸観光の日」に指定されているほど。
ここの坂道、半端ないです。
(六甲山麓にある私の職場の前の坂道はもっとエグいですが笑笑)
立ちゴケしたらどないしょ、と思われて、駐輪を諦めたくなるかも。
でも大丈夫です。
北野神社の下、この写真にある広場のあたりは、少しの駐輪なら大丈夫だと思いますよ。
この付近の住宅の表札を見ると面白いです。
ユダヤ系、インド系の名字が。日本人の表札はむしろマイノリティです。
中でも圧倒的に多いのが、李さん、劉さん、馬さん、任さんといった中国系の名字の表札。
貿易や商売で成功した華僑の方たちがここに多く住んでいます。
この坂道を少し降りたところに私の通っていた「仁愛幼稚園」があって、園児の半分以上は漢字一文字の名字でした。
その多くはこの北野の地区から通っていて、大半が卒園後、近くにある私立の「中華同文小学校」に入学していきました。
幼稚園の卒園前に、春から行くことになる小学校名を一人ずつ輪になって発表する機会があったのですが、あの子もこの子も「中華同文!」と答えるので、幼心にもアウェー感を覚えたことを思い出します。
そうだ、中華同文といえば、この写真の「風見鶏の館」は、文化財になる前には、中華同文の寮だったこともあるんですよ。
誰かとここを訪れた時に、ナニゲに話題にできるトリビアとしてご利用ください(笑)



