
Dovroku
▼所有車種
-
- Daytona 675/SE
バイク初心者をはじめて早30年。つまりベテラン初心者です。無言フォロー歓迎!こちらも無言フォローしちゃうので許して下さい。
投稿へのコメントも空気読む必要ありませんのでお気軽によろしくです~
【フォロワーの皆さまへ】
2021年10月より膵臓ガンの治療のためしばらくモトクルをお休みしてましたが、2022年4月に無事バイク乗りとして戻って来ました。これからもよろしくです!

今日はかつての愛機、トライアンフ「デイトナ675」のお話をば。。。このバイク、私の所持した車両の中でも特に思い入れがあるのですが、それはインパクトが強かったからではなく、優しいバイクだったからなんですよね。
たとえばライディングポジション。多少前傾はきついものの、ヒザの曲がりはゆるく身長180センチの私でも窮屈に感じることはありませんでした。長距離ツーリングもスーパースポーツとしては楽な部類です。
コーナリングは、スパっと寝て深いバンク角で安定するタイプ。同年代のスーパースポーツと比べると荒れた路面に強く、サーキットよりもワインディングが楽しい味付けでした。
この走りを支える3気筒エンジンは、トルクがモリモリ出てくる8,000回転までは軽く回り、レッドゾーンまでは温かみのあるサウンドと共に緩やかに回転が上昇していきます。
このパワー特性のおかげでスリッパークラッチやオートブリッパーが装備されていないにも関わらず、回転数を合わせるのがイージー。ライダーの気持ちにシンクロしてくれるようなマシンでした。
ただ、レギュレーター、排気バルブ、冷却まわりのトラブルには最後まで悩まされ、結局3万キロで手放してしまいました。生まれ育った環境が違うマシンなので、乗るなら相応の覚悟が必要ですね。
ちなみに私が乗っていたのは2006年モデルのスコーチドイエロー。当時のコンセプトは「アーバンスポーツ」でしたが、2009年モデル以降はサーキットでの走りに重きを置いたようで、キャラクターが迷走していたように感じます。