
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早8年。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250S
SUZUKI GSX1100S KATANA








「じゃ、砂利道! 有料の砂利道!」
ここは奈良奥山ドライブウェイ。
既に1時を回ってる。今から行ける所は ……
京都市内は何処に行っても混雑するだろう。神戸もしかり。大阪市内なんてとんでもない。「どこ行こう?奈良市内? …… 」
奈良に向け出発。青い空が気持ちの高揚を誘う。
勝手知ったる道。ちょっとしたワインディングや交通量の少ない道を選ぶ。
平城宮跡に到着。朱雀門前の人はまばら。広さが際立つ。遠目から眺め、奈良公園に向かう。
メイン通りはいつもの休日に比べ、かなり少な目の交通量。しかし、公園に近づけば近づく程、人の数は増える。奈良公園の片隅にそっとバイクを停める。鹿達は元気そうだ。相も変わらずおじぎをし、煎餅を貰ってる。
浮見堂を背景に写真を撮ろうと考えたが、人が多過ぎる。もう少しウロウロしよう。
東大寺の裏手から奈良奥山ドライブウェイを上る。若草山コースはタイトなカーブが続く。落ち葉が路面に舞い、注意深く上っていく。若草山のパーキングにも車は多い。見晴らしが良い事は知っているが、スルー。初めての奥山コースへ。
「舗装されていないので気を付けて下さい」
料金所でそう言われる。なるほど、しかも砂利道。少し後悔し始める。たが、周りの景色に目をやると今まで味わったことの無い感覚が。
細い砂利道。深い木々。木洩れ日。子鳥のさえずり。何もかもが気持ちいい。
"鶯の滝" の表示。「寄ってみるか」
パーキングから100mほど下ると滝が現れる。迫力のある滝では無いが、滝つぼ近くまで近づける。マイナスイオンが肺へ。肺から全身に満たされていく。
奥山コースを抜けて高円山コースへ。対向2車線の舗装路になり一安心。一気に下っていく。途中の展望所、大和三山に沈もうとする太陽や街並みが目の前に広がる。神々しい。
奈良奥山ドライブウェイを通り抜け、
「さて、どうしよう。確か針テラスが近いはず」
Googleナビ先生の出番。広い道路に出るとバイクもチラホラ。ヤエーを交わしながら針テラスに到着。
「多い!」
ライダーも以外の客も。屋外のテーブルは撤去され、ライダー達は彼方此方でたむろ。トイレを借りて早々に退散しようとすると目に付いたのが、
「オッ!カッコいい カタナ!」
太いリアタイヤ。よくこんなタイヤが付くものだと眺めていると油冷エンジン。
「イナズマか。カッコいいなぁ」
Googleナビ先生に街灯も無い、細いややこしい道を案内されながら、今日も無事帰宅。
「アッ!浮見堂に行くの忘れた …… 」