まことさんが投稿した愛車情報(CBR250FOUR)

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    みなさま、こんにちは😃

    『CBR250F レストアへの道』

    です😊

    今回のお題は

    『リヤブレーキをOHしよう٩( 'ω' )و』

    です👋🏻

    10年の放置の結果、全く使えなくなったリヤブレーキを直していきます👋🏻
    ただ途中から作業に没頭するあまり写真を撮り忘れました😭

    文面のみの解説になりますがご了承下さい。

    ちな、この作業は最初期に行った作業です。
    回収直後、ブレーキペダルを踏むも、全く動かなくなってしまったリヤブレーキ。
    当然引きずりもあり、少し移動させるだけでも一苦労な状態だったので、まず原因の特定と復旧を試みます。

    ペダルを踏んでも全く反応が無いことから、本来ならブレーキラインからオイルを抜いてから作業を始めるのですが、今回はそのまま分解に入ります。
    車体に付いた状態のままバンジョーボルトを予め緩めておきます。
    手持ちの状態で緩めようとしてもまず緩まないので覚悟して下さい。
    もし手持ちでバンジョーボルトが緩む様なら明らかな締め付けトルク不足です。
    ただ車体に取り付けた状態で外してはいけません。
    ホイールを含めた周辺がオイルまみれになります。

    バンジョーボルトを緩めたら車体からリヤキャリパーAssyを取り外します。
    今回はOHなのでブラケットごと外し、全ての部品をクリーニングします。
    赤丸で囲った所に板バネが入っています。
    良く組み忘れる方が多いのでご注意下さい。

    ブラケットからキャリパーを外したらピストンを抜きます。
    エアコンプレッサーが有ればオイル口からエアガンで圧力をかければ簡単に抜けますが、あまり高圧にするとかなりの勢いで飛び出します。
    ピストンに傷が入ると交換になるので飛び出さない様にウエス等でキャリパーを包んでからエアを拭きましょう。

    ピストンには向きがあります。
    組み付けの際に逆に入れると、ブレーキとして機能しなくなるので間違え無い様にご注意下さい。
    ちなみに、平な面が中になります。

    ピストンを外したらキャリパー内壁のパッキンの状態を確認します。
    パッキンに劣化が見られる場合は交換になります。
    目視確認時に、パッキンの出っ張り具合が均等で無い場合は、キャリパー側の溝内部で腐食が進んでいる場合が有ります。
    出っ張り以外にも一部だけパッキンが変形している場合も同様です。
    腐食物にパッキンが押し出された為に変形しているので、その場合はパッキン交換&キャリパー側の溝内部の腐食物の除去が必要です。
    確認時にパッキンに問題が無い場合、無理にパッキンを外さない様にして下さい。
    一度外したパッキンの再利用は、オイル漏れやブレーキの引きずりの原因にもなるので、外した場合はパッキンは新品に交換しましょう。

    ピストンは耐水サンドペーパーの2000番にブレーキオイルを塗ってから磨きます。
    ペーパーはピストンに対して縦方向に磨いてはいけません。
    必ず円周方向に磨きましょう。
    磨き終わったら、パーツクリーナーで洗浄し、綺麗なブレーキオイルを塗ってからキャリパーに組み込みます。
    無理に力をかけず真っ直ぐ押し込んで下さい。

    次にリヤマスターシリンダーをバラします。
    プッシュロッドに付いているダストシールを取ると内部にストップリングが有ります。
    「スナップリングプライヤー」を使用して取り外します。
    ラジオペンチでも取れない事はないですが、シリンダー内壁に傷を付けるのでお勧めしません。
    そこまで高価な工具ではないので今後の為にも購入しましょう。

    ストップリングを外すとプッシュロッドが外れます。
    マスターシリンダー内部が正常で有ればこの段階でスプリングのテンションによりマスターシリンダー内部の部品も出てきますが、私のは内部でピストンが固まり抜けなくなってました。
    リヤブレーキが全く使えなかった原因はマスターシリンダーだったようです。
    仕方がないので、バンジョーボルトが入っていた側より金属棒を入れ、ピストンを打ち抜きました。
    結果はピストンに彫られている螺旋状の溝内部に結晶化したブレーキオイルが詰まっていました。
    それらを全て削り取り、マスターシリンダー内壁もパーツクリーナーで洗浄、完全に乾燥させ水分が混入しない様に注意しながら内部パーツにブレーキオイルを塗りながら組み付けます。
    夏場の屋外は特に注意が必要です。
    大量にパーツクリーナーを使用しますので気化熱の影響で部品が結露します。
    そのまま組み付けるとブレーキオイルが水分を吸収し変質、沸点が下がりフェード現象を起こしやすくなります。
    出来ればブレーキ関連部品はクリーナーを使用した後は一度ドライヤーで乾かしてから組み立てを始める様にして下さい。
    プッシュロッドまで組んだらバンジョーボルト側からマスターシリンダー内部を見ながらプッシュロッドを押し込んで、ピストンが正常に動けば完成です。
    分解の逆手順で組み立て、車体に付けた状態でブレーキのエア抜きをし、問題無ければ終了です😊

    たまに
    「リヤブレーキなんか対して使わないからそんなに気にする必要無い」
    と仰る方もいますが、それは大間違いです。
    むしろ早く且つ安定しながらコーナリングを行うにはリヤブレーキが極めて重要になります。
    同じ速度で進入しても、リヤブレーキを効率よく使用出来る方とフロントブレーキだけで曲がろうとする方ではバンク角が全く違います。
    リヤブレーキを上手に使えれば同じ速度でも浅いバンク角でコーナーを曲がれます。
    その分限界値も上がるのでさらにコーナリング速度が上げられます。
    速い人、上手い人はリヤブレーキを如何に上手く扱えるかの差になりますので、みなさまもリヤブレーキ職人を目指してみて下さい😊

    でわ(^○^)/"


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