
まこと
▼所有車種
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- CBR250FOUR
足掛け2年の時間をかけて、やっとCBR250Fourが公道走行可能な状態となりました。
アッパーカウルも取り付け、徐々に理想形に近付きつつあります。
これからは細かい修正の繰り返しになりますが、応援よろしくお願いします?( 'ω' )?










本日も行きます٩( 'ω' )و
『CBR250F レストアへの道』
本日のテーマは『誰にでもお手軽に出来る亜鉛電気メッキ』です٩( 'ω' )و
旧車と言わず屋外で使用するバイクのネジ達は時間の経過と共に徐々にくすんだり、錆びたりしてきます。
中でも車両独自のボルトナットとなると、ホムセンで手に入らない事も多く、純正で取り寄せようにも欠番になったり、欠品だったりで入手出来ない事もしばしば。
そんな時に使えるのがこの『DIY電気メッキ』です。
用意するものは
①電源(DC3vが出力可能な物)
②サ◯ポール系の酸性溶液
③ワニクリップ
④メッキ対象物が入るプラスチック容器
⑤針金等
⑥計量カップ
⑦亜鉛板
まず事前準備として、メッキ対象物を洗剤でよく洗い、表面に付いた油分を落とします。
次に1Lのペットボルトの下を切りとり、電解液を入れる容器にします。
亜鉛板ですが、使用済みのマンガン電池の内缶が亜鉛で出来ているのでこれを分解して使用しても構いません。
ホムセンのDIYコーナーにも亜鉛板は売っているのでそちらでも構いませんが、使用済みマンガン電池なら原価は100円以下なんでお得かと😊
電源は電池でも構いませんが、メッキを完璧に行うにはそれなりの時間がかかりますので、それなりの本数を消費します。
そこで私が利用したのはパワーサプライと言われる部品。
AC100VをDC12/DC5Vで出力してくれる部品です。(写真8枚目)
これはちょっと専門的な電子部品なんでその辺の店では手に入りませんが、似たような物はアマとかにもあるかと思います。
①電解液を作ります。
今回使用したのはダ◯ソーの『Neo ナイス』。
これを先程切り取ったペットボルトに4:1(水4:Newナイス1)で混ぜ込みます。
②電源のプラス側に亜鉛、マイナス側にメッキ対象物を繋ぎます。
この際、ステンレス製の針金にメッキ対象物をぶら下げて電解液に沈め、容器の外から針金にマイナスを繋いだ方が良いです。
直接ワニクリップを部品に繋ぐと、酸の影響メッキ終了前にワニクリップがぼろぼろになります。
③電解液内部でプラスとマイナスが触れない様にしたら、電源を入れます。
電源投入直後から多量の泡が出始めるので、火気の無い場所で行いましょう。
④電源に乾電池を使用している場所は、ちょくちょく泡の状態を確認して下さい。
電池が無くなると反応も止まってしまいます。
メッキ対象物の量やサイズによって違いますが、だいたい6〜8時間を目安に。
電圧を上げれば早く終わりますが、母材を痛めるのであまりお勧めしません。
ちな、9枚目がメッキ前、10枚目がメッキ後です。
この量だと約12時間程掛かりました。
メッキ完了の目安としては、電圧がある状態で泡が出なくなる事です。
メッキ対象物からの泡がほとんど出なくなったら、電解液から出し洗剤で良く洗い流します。
理想はアルカリ性洗剤。
無ければ中性洗剤でもokです。
洗浄後はヒートガンやヘアドライヤー等で軽く加熱してあげればメッキ加工の完了です٩( 'ω' )و