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▼所有車種
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- GPZ900R Ninja
北海道に住んでいます。
バイクブーム真っ只中の80年代に青春を過ごしたおかげでDNAレベルでバイク愛が刷り込まれました。
16才でRZ50に跨ってから現在までずーっとバイク乗り。
結婚、子育て、マイホームなど、バイクに対する脅威をことごとく乗り越え、時には死線をさまよいながらもバイクに乗り続けてきました。
GPZ900Rは心の友。我が翼。どんな時でも手放さず手元に置き続けて来ました(10年以上放置プレイだったのはナイショです)
基本的にカワサキ信者なのですが、カワサキしか乗らない訳ではありません。
よろしくお願いします。







昔乗ってたシリーズNo5 GPz900R Ninja
久々に書く昔乗ってたシリーズ。
平成6年、1994年。
4月から二輪の練習場に通い、8月6日、4回目にして限定を解除しました。
限定解除といっても、新しい免許証が配布されるわけではなく、使用中の免許証の裏に『自動二輪中型限定解除』の青いハンコが素っ気なく押されるだけでした。しかし、自分にとっては天にも登る気持ちだったのを思い出します。
あんなに嬉しかったのは、これまでの人生でも数える程しかありません。長男が産まれた時と、限定解除、おそらくこの二度だと思います。
実は、限定を解除する前に、このGPz900Rは手元にありました。
当時、リッターオーバーのGTバイクが流行っていて、このジャンルで先鞭をつけたKawasakiはいち早くZZ-R1100をDタイプにモデルチェンジして盤石の体制を敷いていました。
HONDAはCBR1100X Xで巻き返しを図り、SUZUKIはGSX-R1100を水冷化。後塵を浴びたYAMAHAが慌ててYZFを出すのはこの2年後です。
バイクを巡るそんな時世の中、最初に自分がチョイスしたのはZZ-RのCタイプでした。しかしCタイプ自体玉数が少なく、GPz900Rの16インチならあるとの事で、Cタイプと共に迷っていたNinjaに即決してしまいました。
ちなみに、当時すでにDタイプも後期型Ninjaも発売されていたのですが、ZZ-Rならヒョットコ、Ninjaなら前期の16インチが好きでした。変わり者ですかね?
そんな経緯があり乗り始めたGPz900R 。初めは何年か乗ったら更なるビックパワーにステップUPするつもりでしたが、気がつけばいまだに手元にあります。
20代の真ん中から乗り始め、気がつけば4半世紀の時間を共に過ごしてきました。
僕の良い時代も悪い時代も知っているバイクです。相棒などではなく、もう、精神(体)の一部のような機械です。
今は公道は走れませんが、ガレージでコイツのアクセルに手を添えると実に様々な光景を思い出します。夏、海、山、霧の峠、雨のテント、そして忘れる事のできない人たち。
もう一度、GPz900Rを走らせたいです。