
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早8年。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250S
SUZUKI GSX1100S KATANA







天気は良くなった。青空いっぱい。ルンルン気分で走り出す。
今日の目的地は曽爾高原(そにこうげん)。ススキが一面咲き乱れる(?)高原。
初めての場所なのでGoogle先生に案内してもらう。相も変わらず、ややこしい道を案内してくれる。
それでもやがて、気持ちの良い山の中、緑の中を走り抜ける。
高原に到着。
一面のススキとバイクのコラボ写真が撮れると期待していたが、駐車場からは歩き。一望出来る場所までは、ちょっとした山を登らなければならない。しかも、時期としてはまだ早い。山頂までは断念。時間が無くなってしまう。
近くのレストランでランチを頼む。出てきた料理は女子の好みそうなランチ。
「若い頃なら、絶対に足らんやろなぁ」
美味かったけど ……
雨が降り出す。出発時、あんなに晴れてたのに、どこもかしこも暗〜い灰色の空。
「海が見たいんや!」
小雨の中を和歌山市内に向け、ひたすら走る。
ヘルメットの中、流れている曲は "あいみょん"。
雨に霞む山々や、濡れる木々を眺めながらゆっくりと走る。
「あいみょん、ええなぁ」
下道指定したGoogle先生は律儀に下道を案内してくれている。
「この辺の京奈和道、無料って書いてあるんやけど …… 」
道の駅 "九度山" で休息。真田幸村の刀キーホルダーを購入。ついつい "刀" キャラに反応してしまう。
道の駅を出発。
「あれっ、地元ライダーが教えてくれた海岸の名前、何やったっけ?」
仕方がないので当初の目的地、人口浜 "浜の宮ビーチ" に向かう。
人が極端に少ない。
恋人同士だろうか、波打ち際をゆっくり歩いている。熟年夫婦は仲良く話しながらの散策。若者が一人、膝を抱え海を眺めている。
私もカフェオーレを相棒にたそがれてみる。
海面スレスレを飛行している鳥がいる。
目の前の空をつがいの鳥か、「待ってくれ〜」或いは、「待ってぇ」とばかりにもう一羽を追っかける。
遠くには明るい光を放ちながら停泊している船が見える。
灯台の灯が7秒間隔で目立ち出す。
「あっ、雨!」
和歌山市内に入り、やんでいた雨がまた降り出した。
「さて、帰るか」
走り出して早々に、雨は強くなって行く。止みそうにないが、合羽を着るのも面倒。そのまま走っていたが、寒さに耐えられず装着。
「暖か〜〜い」
堺から阪神高速に乗ると、あっという間に環状線。そして、一瞬後には 正面にフェスティバルホール。
「速っ!」
思う間もなく守口線も終点。
「やっぱり高速使うと早いなぁ」
高速の風は強かった。