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北海道に住んでいます。
バイクブーム真っ只中の80年代に青春を過ごしたおかげでDNAレベルでバイク愛が刷り込まれました。
16才でRZ50に跨ってから現在までずーっとバイク乗り。
結婚、子育て、マイホームなど、バイクに対する脅威をことごとく乗り越え、時には死線をさまよいながらもバイクに乗り続けてきました。
GPZ900Rは心の友。我が翼。どんな時でも手放さず手元に置き続けて来ました(10年以上放置プレイだったのはナイショです)
基本的にカワサキ信者なのですが、カワサキしか乗らない訳ではありません。
よろしくお願いします。






日曜日、久しぶりに乗りました。二週間ぶり?
気温25度くらいのちょうど良い気候。でも、風は秋の匂いがします。
三愛の丘は、珍しく観光客がひっきりなしに立ち寄っていました。ペンションに泊まっているとおぼしき若者が、ひとり自転車に乗り熱心に写真を撮っていて、その横でレンタカーのカップルが楽しげに話をして。ワンボックスで旅をしている男性がじーっと雲を見つめていて‥。小一時間、そんな人々を見るともなく見ていました。
観光業の方々にはたいへん申し訳ないのですが、団体客と外国人がいない観光地はとても居心地が良く感じます。殺気だった大型バスも走っておらず、遠慮を知らない酔っ払いのおっさんも、綺麗な景色より食い物のヒョウ柄のオバちゃんもいない。
訪れるのは、旅人だけ。
25年も前の北海道は、のんびりとしていて、どこもこんな感じだったな‥。
観光業にたずさわるひとがこれを読んでいたら本当にごめんなさい。一道民の勝手な感想であって、けっして特定の業種を非難するものではありませんので。
僕ももう古い人間に片足を突っ込んでいる世代ですので、むかしの事は良く思えてしまうのかもしれません。
この日はそんな旅人を見ながら、ずいぶん音楽も聴きました。
ローリングストーンズにピクシーズ、そしてチックコリア。
tatoo youは81年のアルバム。スタートミーアップはライブの一曲目の定番になってますね。札幌ドームもコレがスタートだったような‥東京ドームだったかな😅
ピクシーズの『世界を騙せ』は91年リリース。第一期ピクシーズ最終アルバム。名盤中の名盤。二十代前半から今まで何度聴いただろう。
そしてチックコリアは76年(!)のアルバム。チックコリアじゃなくてリターントゥフォーエバーだよね。コレってフュージョンの走りですよね。ジャズじゃ食っていけない若者がロックのリズムを取り入れて演奏した。ロマンチックウォーリアー(浪漫の騎士)を聴くと、行き場のない気持ちを抱えてバイクを走らせていた20代の頃を思い出します。
長文、最後までお付き合いいただきましてありがとうございます🙇🏻