
タッつぁん
▼所有車種
-
- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早10年を過ぎた。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250X
SUZUKI GSX1100S KATANA








ライダーズシューズに足を突っ込み、ヘルメット、グラブ、タンクバッグを抱え玄関を出る。ガレージに頭から突っ込んであるバイクを引き出す。
キーを差し込み、右に回すとニュートラルランプがグリーンに灯る。オレンジのスターターボタンを押す。 いつもの儀式。
「ボッ、ボッ、ブボボボボ、ボォォォー」
一気に心が踊る。
充分に暖機をとる。チェンジペダルを踏み込み、クラッチを繋ぐ。エンジンの生み出すパワーが後輪に伝わるのがわかる。
大山崎ICより京都縦貫道へ。先の空を見上げると曇天。
「目的地、変えようか …… いやいや、初志貫徹!」
回転数を上げていく。ヘルメット内に風切り音が渦巻く。エクゾーストノードが微かに混ざる。5速5,500回転 巡行。快調だ。
終点、与謝天橋立ICで縦貫道を降りる。R178を走るとすぐに海。久しぶりの日本海。海岸線を走る。白波が立っている。瀬戸内海とは趣が違う。潮風が気持ちいい。
"伊根の舟屋" に到着。舟屋を眺めながら昼食。海鳥が風に乗って気持ち良さそうに飛んでいる。心が落ち着く。
舞鶴を目指す。海保の巡視船、海自の護衛艦を遠目に眺め、レンガ倉庫で休憩。
「高速も走った。海岸線も堪能した。次は山か」
大飯高浜ICまで舞鶴若狭道"に乗る。行き交う車が全く無い。自動車道を独占状態。
県道16経由 R162を走る。360°ループ、タイトヘアピン、切り返し。ワインディングを楽しむ。
"美山の藁葺き屋根集落" に到着。もう人は居ない。
R162を京都市内へ。道が濡れている。こっちは雨が降ったのだろうか、と思う間もなく雨が降り出す。
市内まで遅い車の後ろに付く。路面状況を考えればこれが正解。濡れた路面への恐怖は人一倍。
高雄を過ぎる頃、辺りは真っ暗。
386km。久し振りの走行距離。心地よい疲れが身体を覆う。次は何処へ ……