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北海道に住んでいます。
バイクブームだった80年代に青春を過ごしたおかげで、DNAレベルにバイク愛が刷り込まれました。16才の細胞に流れ込んだままです。
僕の人生はRZ50て始まり、GPZ900Rによって方向付けされました。それは、いまだに続いているようです。
直列4気筒エンジン以外にバイクの価値を見出せない男だと思っていたのですが、癖のあるVツインに乗り出したのは自分でも驚きです(歳かな?)
Kawasaki信者ですが、カワサキオンリーという訳ではないのです。
バイク歴
RZ50
GSX250S刀
CB400SF
ZZ-R400
GPZ900R(現)
ZX-11
スポーツスターXL1200S
K1200R
ZRX1200R(現)
Z900RS
V7Special(現)
よろしくお願いします。





北海道の日本海側に面する港町、羽幌町。
この街の高台に、カフェ吉里吉里は建っています。
このお店、今流行りのライダーズカフェのはしりで、開店したのは1975年とのことですので実に、40年以上にわたって北海道を旅するライダーを見守り続けていることになります。
開放的で明るい店内はアットホームな雰囲気で、一人で入っても不思議とくつろげる空間。
超絶に美味しいパスタを食べて、コーヒーを飲みながら、このお店の宝とも言うべき『ライダーズ名鑑』に目を通します。
この膨大なファイルには、過去から現在まで、このお店を訪れたライダーの写真が保存されています。
沖縄から来たライダー、毎年来るライダー、15年ぶりに訪れたライダー、若者、カップル、女性ライダー、オールドライダー。親子二代にわたり通うライダー。外国人ライダー etc. etc.‥‥
その昔、一部のバイク乗りのあいだで『600マイルブレンド』と言う言葉が流行りました。
600マイル、すなわち1000km走っても飲む価値のあるコーヒー。‥たった一杯のコーヒーを飲む為だけに1000kmの距離を走る。
一般人からしてみれば理解不能かもしれないですが、バイク乗りはうなずく人が多いんじゃないかと思います。
自分の600マイルブレンド、それがカフェ吉里吉里。まぁ、ウチからだとせいぜい150マイルそこそこですが‥。
羽幌町カフェ吉里吉里。ここには、僕の青春が眠っています。
長文、お読みいただきありがとうございます。