macha-kunさんが投稿した愛車情報(Sportster XL883R)

  • グーバイクTOP
  • モトクルTOP
  • 検索結果一覧
  • 投稿記事詳細(macha-kun+朝から小雨の郡山。 単身赴任部隊の自分は)
  • macha-kunさんが投稿した愛車情報(Sportster XL883R)
    macha-kunさんが投稿した愛車情報(Sportster XL883R)

    朝から小雨の郡山。
    単身赴任部隊の自分は、この連休は家族のもとに帰る予定であります。
    なので、今日乗れなければまた10日以上エンジンに火がいれられません。

    粛々と家事をこなし外を見てみると「おぉ止んでいる!」
    いそいそとおニューのメッシュライディングジャケットで武装して、いざ出陣!
    「まずは給油だな」とGSに向かう途中で雨粒が大きくなりだし、給油後は近場を流して帰宅することに。

    駐輪場に戻り恨めしく空を見上げてみると、雨が止みかけている?
    バイクも心なしか恨めしそうに僕を見てる…
    「よし、もう少しいこう!」
    雨対策に欲しいと思っていたバイカー用レインパンツを買いに近場のワークマンプラスへ。
    帰路は少しだけ遠回り。

    この遠回りで歯車が回り始めることになるとは、この時の僕には気付く由もありませんでした。

    自宅までの帰り道、気付けば周りは県外ナンバーばかり。
    (まぁ、私も郡山在住八王子ライダーなのですが)
    「このまままっすぐ行けば磐梯熱海だな…少しだけ向かってみるかな」と、更に足を伸ばすことに。

    その道すがら休憩中の多くのバイカーに遭遇。
    「みんな猪苗代の方に向かってるんだろうな…計画的に出てきたんだろうな…」
    そんな時にふと思ってしまったんです、決定的なフレーズを!

    「いいなぁ」

    もう気持ちは一直線。
    「みんなは予め猪苗代方面へのツーリングに備えて早朝から出てきて走り続けてここまで来てるのに僕はフラッとお気軽にここまで走れるところに住んでいていつでも引き返せばいいしなどと弱気な気持ちでバイクに乗っているあぁなんと申し訳ない見ろ向こうには青空まで見えているではないか逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」
    と、某アニメの主人公ばりに秒で自問自答し気持ちも新たに猪苗代ツーリングが決定。

    磐梯熱海を抜けて標高が上がりトンネルに入るとフルメッシュのジャケットだと肌寒いくらい。
    こんなツーリングに出るつもりはなく、その下はTシャツ一枚ですからそりゃそうか。
    でも久々のツーリングを決めた心と空冷エンジンは熱く、快調に突っ走ります。

    ヤエーのタイミングに苦戦しながらも道の駅猪苗代に到着。
    満車状態の駐車場を眺めながらコーヒーで一息入れつつ携帯で地図を確認。
    「郡山まで1時間くらいだから、猪苗代湖を一周して帰るかな…ん?」
    猪苗代湖周遊に向かおうとする方向に会津の文字。
    「…これ郡山より近くね?」
    試しに会津若松駅までのルートを見てみると40分!
    会津攻撃が決まった瞬間でした。

    再出発して標識に従い会津に向かって突き進みます。
    雲の流れが速く、青空ものぞき始めテンションは上がる一方。
    マスターしたとは言い難いヤエーに行き交うバイカーさんも応えてくれます。
    「これぞツーリングだぜ!」
    家の窓を開け放してくる程度に近所を流すつもりで出発した人間の発言とは思えません。
    事実、窓は開け放しです。

    ヘルメットに仕込んだスピーカーからはお気に入りの曲も流れています。
    バイクに青空に生まれてきたことに感謝、今ならあの小憎たらしい上司にさえも感謝できます。

    会津若松駅、鶴ヶ城に立ち寄り今日のところは引き返すことに。
    通り道で昼食に立ち寄ったラーメン屋さんはスープ切れで閉店。
    何も下調べしておらず他のお店も見当がつきません、てかそもそもここどこ?
    バイクで道に迷うのは楽しいものですね。

    結局、自宅のテーブルに残してきたお好み焼をたいらげるべく一路郡山へ。
    結果的に半日あまりのツーリングとなり僕もバイクも大満足です。

    「はやく梅雨明けしないかなぁ」
    既に心は次回のツーリングに向かってます。

    バイク買取相場