
瀬戸内実年八橋譚(せとうちじつねんやきょうたん) 第3話
さて、話は前後します。機材は揃えましたが、如何せん雪国の為11月下旬から3月下旬まではバイクは乗る事は出来ません。いや危ないので乗るつもりは有りません。冬眠となります。そうなると計画を練るのも「まあ、後でもいいか~」とgdgd状態、気分もだいぶ盛り上がり具体的な実行計画を練り出したのは、満開の桜が散り始める5月も初旬の頃です。爪に火を点す努力で、有給休暇は前年度繰越分で何とか確保、しかし資金捻出はままならず節約旅行にするしか有りません。元々原2なので四国までの自走は考えていませんでした。フェリー使って関西に上陸、陸路で四国を目指す。最初に検討したのが新日本海フェリー。しかし最寄りの寄港地秋田から敦賀までは週1便しかないうえに自走の場合は宿を確保しなければならない。滞在時間は滅茶苦茶限られるけどフェリーをホテル代わりにして宿代を浮かす、太平洋フェリーの早割も魅力でした。大阪・愛媛間はオレンジフェリー1択。これで行程は決まり。後は時間の関係で絞り込んだ目的地のしまなみ海道の調査。何々・・・安芸灘とびしま海道って言うのが有るじゃないですか、「行って来い」の往復びんたで結構楽しめそうです。あ~でも道後温泉位は行きたかったなぁ~。