
フラットトラックレース観戦
住んでいるところから1時間足らずのLima(ライマ、と発音します)という街でフラットトラックレースが開催されるというので観戦してきました。
フラットトラックレースは正式には「Lima Half-Mile」という名称で、AMAが主催のアメリカ全国規模のレースとなります。
特に事前にレースの情報とか調べるような下準備とかはしていなくて行ったところ、目からウロコの話ばかりが・・・・・。
コースは基本的にフラットトラックのダートなのですが「土」とと思っていましたが「砂利」です。
おかげでコースサイドで観戦しているとライン取りがアウト側のライダーから「砂利攻撃」を受けます。
この物理的攻撃はメチャクチャ痛いです・・・・・・。(T_T)
それから一番大事なことは「走っているのはクラスが2つに分かれていて、ハーレーばかりではない」と言う事でした。
「GNC1」と「GNC2」の2クラスに分けられていて、「GNC1」はエンジンは650から950ccのツインで主流はハーレーXR750、あとはFZ07、NINJA650、SV650の日本車勢のほかに、トライアンフBONNEVILLE、KTM LC8 950といった割と「変わった車種構成」になっています。
「GNC2」はエンジンは450㏄の単気筒がベースで、CRF450R、YZ450F、KX450F、の日本車勢のほか、KTM450SX-F、HASUQVARNACF450などが有り、この辺はモトクロッサー用の競技車両がベースかな、といったところです。
到着したときには予選が始まっていてコースサイドで観戦していたのですが、席は指定席を購入して屋根のある観覧席の下で本選は観覧です。
なんせ非常に日差しは暑く時間も長いので、日陰にいるといないとでは大違い!!
($5余分に払って快適に過ごせるなら、と・・・・・)
予選が終わった後に本選に入る前、ピットオープンが有ります。
ピットに行って車両を間近で見る事が出来るのとライダーからサインを貰ったりできるのです。
ただね・・・・誰が有名選手なのだかよく解らんのですよ・・・・。
取りあえず記憶の隅に有った「Brad Baker」というゼッケン6番の選手を探して見つけて、お土産で購入したTシャツにサインしてもらいました。(^^;)
本選が始まるので観客席に移動します。
本選が始まるのはなんと7:30PM!!終了予定は10:00PM過ぎ!!
まずはともかく本選の観戦。
レースを見ていて驚くのが「ライダーによってライン取りが全然違うのに、コーナーでラインがクロスしていてもよくぶつからないな」と感心していました。
この手の大カウンター大会のレースはライダーの数だけライン取りのパターンが有るので「この選手はこんなラインを取るんだ!!!」と感心しまくり。
だからコーナーの入りと出では順位の並びがコロコロ変わってしまうのです。
「こりゃ、オモロイ!!」
でも「それだけのライン取りでぶつからないな?」なんて感心していましたが、レースにはトラブルは付き物です・・・・・。
接触事故などでレースが中断するとそのあとは再スタートなので、暫定トップは折角のリードがチャラになってしまいます。
結局入れ替わって優勝を逃してしまったりしていましたが・・・・・。
最終的に、レースの中断やスケジュールの大雑把さ(これはアメリカでは当たり前)もあって終了時刻は11:35PMでした。(^^;)