
NoNa
数十年ぶりに会った友人との飲み会。
若い頃に走ったバイクの話に花が咲き。
MUTT MASTIFF 250を勢いで購入。
久しぶりのバイクに少し慣れた頃。
点検整備でMASTIFFを預けたとき出会ってしまった。
CONTINENTAL GT 650に一目惚れ!!
モトクルは走った時に日記風?エッセイ風に長文を書いているので、コメントや感想を頂けると嬉しいです。






おっさんの休日探訪記
〜友と風と甘味に導かれたショートツーリング〜
11月初旬やっとお気に入りの革ジャンを着てバイクに乗れるはずが、今年は仕事がかさなり忙しく休みがあまり無かった。
空気に少しだけ冬の匂いが混ざりはじめる、今日は空は高く快晴だ。
「どれを着て出かけようか」革ジャン選びは小さな儀式。日中は少し暑くなりそうだしパンチングレザー(インナーあり着脱可能)ジャケットをハンガーから外し、背中に同系色の糸でバイクの刺繍が描かれるジャケットを着ることにした。
パンツはワークマンの防風裏起毛のパンツ。この時期からバイクに乗る時は、ジーンズの下にタイツを穿かなくては寒さに耐え切れないが、このパンツは少々の寒さには耐える(真冬はきつい)ことができる。
そうワタシはタイツが大っ嫌いなのだ。
保育園で子ヤギ役にされ、白いタイツを無理やり穿かされたのが、どうしても屈辱的に思えて嫌だった。それが、身体と心にこびりついているのだろう。三つ子の魂…とは、よく言ったものだ。
走っていると少し寒い、革ジャンといえば風を通さないための装備なのに、風を通すパンチングレザー。革ジャンの意味ないやんって矛盾を楽しみながら最初の目的地である和歌浦アートキューブに到着。
今日は友人が写真展(グループ展)をしているとの事。写真のことはよくわからないが、どうやって撮ったのだろうという美しい作品ばかりで楽しめた。
アートに触れると無性にコーヒーが飲みたくなるものだ、美味いコーヒーを求め海南の「日方珈琲焙煎所」に行くがまさかの定休日。良い店ほど行った日に限って閉まっているという神の悪戯。
次の目的地は、数年前に仕事でばったりあった、同級生が有田川町で少し早い目のクリスマスマーケットを行っているというので行ってみる。なかなか盛況で子どもが楽しめるコーナーがたくさんあり、子どもたちや家族の笑顔が溢れるとても温かなイベントだ。会場では、旧友を探すよりも先に飲みそびれたコーヒーを即購入。
飲みながらイベントを眺めていたら、なんと「日方珈琲焙煎所」も出店していた。今日は神の悪戯にもてあそばれる。
帰りはウロウロと鷲ヶ峰コスモスパークに登り海南に抜けて、小腹が空いたので「ずぼら焼き」を買い食い。
全国的には大判焼き、関西では回転焼き、関東では今川焼き、御座候とか蜂楽饅頭とも言われるらしいが、和歌山の一部の人間は、回転焼きのことを「ずぼら焼き(商標)」と呼ぶ。
なので「ずぼら焼き」のことを回転焼きや大判焼き、ましては御座候と洒落た名前で呼ばれてもピンと来ない。ワタシたちにとって、あの円盤状の直径7センチ、高さ2.5センチの丸くて中に粒あんが入っている食べ物は「ずぼら焼き」に他ならないのだ。
バイクに乗ると甘いもの症候群に罹る皆様。「ずぼら焼き東浜店」店構えが昭和感満載でめっちゃ良い。日が暮れると寒くなるので甘いものチャージして早い目に帰宅。
晩秋の150キロほどのショートツーリングを満喫した。



