



吉野川とその流域の光景は三好を境に一変。上流に向け高知へとつながる道は険しい渓谷と急峻な山が幾重にも迫り、人を寄せ付けない雰囲気が漂う。友人宅は小歩危大歩危の難所を越えて高知県に入ったところの標高400mの山腹にある。道はガードレールのないつづら折り。友人の祖先は中世の時代にこの地に住み着いたらしい。5年ぶりの訪問に酒と奥様の手料理で歓待してもらった。お土産は庭の木に実った柿。今年は猿に喰われず奇跡的に収穫できたのだが、なせ猿が山から下りてこなかったのか訝っていた。猿の世界に何か異変でもあったのかもと。




