
ヒデさん
▼所有車種
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- MONKEY
16歳から32歳までに所有したバイクが、役45台
中にはロードレーサーやモトクロッサー、輸出モデルなど多種多様
32歳でアフリカに渡り、約10年間アフリカや中東などの奥地で働き、42歳で帰国し国内の仕事に復帰
またバイクに乗りたくなりSRX250やXT125、セローなどを乗ったのですが子育ての為に一旦またバイクを降り、娘が大きくなって娘も中型免許を取り、バイト先のオーナーからYBR250をもらったので、娘と一緒にツーリングができると良いなぁと、バイクを物色
本当はDトラッカーとかに乗りたかったけど、歳だしノンビリ走れる方が良いかな?とバンバン200を破格値で譲って貰い、現在レストアしながら乗ってます
念願の娘とのツーリングにも行けたので満足しています



5Lモンキーの高回転が伸びない不具合
に 実はもう一つの心配事が有りました
それは 以前にチョロッと書いたと思うのですが このエンジン 元々6V仕様のポイント点火方式なのですが 点火タイミングがフライホイルのFマークとTマークの中間あたりになっていました
故障の原因究明中や修理中に2つ以上の箇所を同時に整備してはいけないという鉄則にのっとり 今まで放置していました
まぁ面倒だという理由も大きいですが😅
もし他の作業をついでにやってしまった後 エンジンが掛からないなどの症状が発生した時に どちらが原因か判らなくなってしまい 復旧に時間が掛かるので 出来るだけ避けます
ポイントヤスリで接点を磨いてから調整したら Fマークの6mm程度前になってしまったので もう少し追い込もうとしたら 案の定エンジンが掛からなくなってしまいました
プラグを外して圧縮が掛からないようにしてポイントベースを動かして調整するのですが フライホイールを外せないので点検口から覗いて作業するのですが 老眼と視野欠損で細かい部分はほとんど見えず ほぼ勘だけで調整したところ 火花が飛ばなくなってしまった
その後何度も調整してみたがエンジンは全く掛からずタイミングライトも点滅しない
モンキーはタイヤが小さいのでフライホイルの覗き窓覗くのもかなり下に頭を下げて見ないと見えない
まぁリフトが有ればもう少し楽なんだろうけど 普通は個人の家でバイク用のリフト待ってる人も少ないだろうと思う
最初 右側に傾けて作業していたのですが どうにも不安定なので 20センチくらい高くなっている玄関ポーチの部分に停めて 私は地面に座って作業を継続した
まぁそれでも見にくいし腰も痛い😓
ポイントを目分量で調整してはキーをオンにしてキック
この繰り返しはけっこう年寄りにはキツい
20回以上は繰り返したが全く火花が飛ばない
少々狂っていても クランクを回転させたら何処かで火花が飛ばないとおかしい
飛ばないというは ポイントが開かず閉じっぱなしか 閉じずに開きっぱなし もしくはポイントの接点の接触不良などの原因が考えられる
そこで先ずはポイントの接点をドライバーで開いてウエスで汚れや油分を拭き取って キックしてみるが やはり掛からない
ということは ポイントが閉じっぱなしか開きっぱなしかのどちらかだろう
ポイントの隙間調節は 固定ネジを緩め ポイント側とベース側の切り欠き部分にマイナスドライバーを当てて ドライバーを少し回してポイントのベースを動かして行う
大抵のエンジンは このベースとポイントの切り込みが 調整後に ほぼ同じくらいの位置になる場合が多く 大きくズレる時はポイントの接点が摩耗しているかポイントアームのヒール部分(シャフトに接する部分)が摩耗している場合などだ
なので私は その切り欠きどうしがほぼ真っ直ぐな位置に調整して試していたのですが ポイントベースの切り欠きをもう少し下げた位置で試したら火花が飛び エンジンが掛かった😊
タイミングライトで確認すると Fマークの7mm程度前に飛んでいるようだ
これを追い込むとまた掛からなくなりそうなので その位置で固定し 試運転することにした
結果は かなりイイ感じで スローも安定しており 低速から高回転まで気持ち良く吹け上がっている
メインジェットの番手を下げたことによるトルク感の痩せも無くなり むしろ低回転からトルクがかなり太くなった感じだ
試運転から戻りプラグチェック
かなりイイ感じになって来た
薄過ぎて真っ白ということもなく 碍子部分も茶色く変わっている
これで一件落着かな
ヨシムラマフラーの音が 70歳のジイさんが乗るには かなり大きいので もう一度ノーマルに付け替えてテストしてOKならノーマルに戻して乗るかもです😅