マハトマさんが投稿した愛車情報(SRV250/S)

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    前回の続き

    試走中、一向にニュートラルが出なくなりました
    仮目的地に到着後、エンジン切っても入らず、レバーをガチャガチャしたり車体揺らしたりしてもランプは付かず
    もしかしてこれニュートラランプがついてないだけ?
    試しに前に車体を押すと、普通に抵抗なく動きました
    しかもよくよく見ると、道中普通だったはずのブレーキランプもウィンカーもタコメーターも動作していません...

    自分がステムベアリング交換にあたって最も恐れていた2つの事態の内ひとつ、ステム周辺の分解時に余計な負荷をかけてハーネス断線したのではないか...
    (ちなみにもうひとつの恐れてた事態はぶっ倒してタンク凹ますこと)

    この時点で断線を確信して、帰って原因追求
    色々な電装がいっぺんに動かなくなっているとなると、どこか1箇所が切れているという挙動ではないため、まず疑うべきはヒューズと思い開けてみると、予想通り3つあるうちの真ん中、15アンペアヒューズが切れています
    これをとりあえず交換し、キーを回してみます
    普通に今までうんともすんとも言わなかったニュートラランプ やウィンカーが作動します
    ただ、基本的にヒューズ切れというのはトラブルの「結果」であり、「原因」を潰さない限りまた同じことになることはご周知の通り
    案の定、ハンドルを切った途端にバチッとヒューズが切れました
    ハンドルを切った時になるということは、首元のハーネスが引っ張られて短絡したのが濃厚
    首元のコルゲートチューブやヘッドライトを手当たり次第に状態確認です
    でもカプラー類やチューブ内の配線は健康そのもので、特に怪しいところも見当たりません...
    配線解いた状態でハンドルを動かすと、またもや嫌な音をたててヒューズが切れます
    その後もヒューズを切り続けること約7個目、ようやく原因がわかりました

    この間、ブレーキマスターを交換した際にハンドルの根元とブレーキスイッチが干渉してレバー角度が下げられなかったため、ほんの僅かにスイッチの干渉部分を削っていました
    削ったところをよく見ると、スイッチの電極部分が露出しています...
    つまり、ケーブルに負荷がかかる→ブレーキ配線が動く→僅かな隙間で触れていなかったブレーキスイッチの端子がハンドル方向に引っ張られる→ハンドルと端子が触れてショート
    という、ステム分解とほぼ関係ない原因だったというオチでした...
    さすがに削っていいところとダメなところの分別は付けるべきですね、端子が当たってショートするとまで考えが及びませんでした
    干渉部分に絶縁のためビニールテープを何重かに貼って以降はヒューズは切れなくなりました
    あとフォークを外した際気づきましたが、元々なのか不明ですが左右の配線チューブがネックでクロスしてからヘッドライトの穴に繋がるという変な通り方をしていましたのでこれをついでに修正

    ようやくまともに乗れるようになり、ステムナットの調整に入りました
    んでこれがまた難しい
    結構強めに締めても今までより格段に軽い操作感で、直線でふらつき感があります
    3回くらい試走を繰り返し、割と限界まで締めたところでようやく安定感が出て、目線の先に自然に曲がっていくようなステア感が得られました
    ただ、正直予想よりも軽い操舵感すぎますね、ボール式からテーパーローラーにして耐久重視にしても良かったかもしれない
    次やるときは多分専用工具を買うから今回よりは楽でしょうが、また12000キロ後にこの作業が待ってると考えると…

    このバイク買って以来の大作業でしたが、なんとか完遂できました
    あと残っている心配要素は、ほんの少しにじみがあるフォークですかね
    フォークの分解はどのバイクでもやったことがないので、今結構漏れてしまっているビラーゴで練習してみるとします

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