
NEO
▼所有車種
-
- TRX850
バイクは、基本的にオークションで調達。
整備とレストアが趣味です。
手をかけたバイクは、売らずに増車するので大型だけでも6台持ちになってしまいました。
順に乗るのが忙しいです。



TRX850のTPS調整です。
テストで下げたアイドリングが安定した後にTPS調整をしました。
このバイクはキャブ車ですがTPSが付いてます。
フルトラの電子進角というやつですが私は初めてです。
予備のキャブには買った時に付いてませんでしたので実車の漏れたキャブから移植しました。
アイドリングだけで進角させなければエンジン始動は出来る理屈だと判断して大体の位置で仮決めしてました 。
案の定エンジン始動は問題無く回転も調整できたのでエンジンを切りイグニッションON => TPSカプラーを外してそのまま再度カプラーON。これで調整モードです。
タコメーターが1000rpmを示したので閉じ側です。
これが4000rpmになる角度にTPSの角度を調整。
結構スイートスポットが狭いです。
調整は以上で終わりです。
キャブ他のオーバーホールで燃料系がほぼ新品状態なので当たり前ですが付きが良いですよ~
走るのが楽しみです。
写真の説明です。
1,1番のキャブの左に付いているTPSです。
2,調整モードに入れた時のタコメーター。
3,調整後のタコメーター。バッチリです。
#TRX850
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TRX850
09月28日
157グー!
TRX850のガソリン漏れの修理の続き。
今回の整備がうまくいったのでちょっと実験です。
ストリートトリプルの修理をしたときに抜いた10ヶ月以上前の腐りかけのガソリンを点滴に入れてエンジンの回り方がどうなるかを検証しました。
キャブ車はガソリンの燃やし方が雑なのでこんな実験も挑戦出来ます。
何かあってもキャブのオーバーホールで治りますしね。
またインジェクションだと補正が入っても理由が検証しにくいですしそもそも点滴で簡単に始動が出来ませんからね。
やってみたかったけどキャブ車をもってなかったので出来なかった実験です。
2枚目の写真のようにガソリンは茶色になってます。
ガソリン臭はかなり弱くなってます。
500ccほど燃やしました。(継続します。)
結論
全く問題なし。
アイドリング変動なし。
温度(水温)挙動変化なし。
排気ガスの測定はしてません。(匂いの変化なし。)
さすがにガソリン缶の底のヘドロ化したガソリンは燃やしてません。たとえ燃えてもフィルターを汚されると面倒です。
今まで古くなったガソリンは捨ててましたが腐ったヘドロを除き使えますね~
エンジンが調子を崩していてもガソリンを疑うのは後回しで大丈夫そうです。
でも調子の悪いエンジンでやるとトラブル時の原因の切り分けに困りそうですね。
いや~ ナルホド!
#TRX850 -
TRX850
09月28日
143グー!
TRX850のガソリン漏れの修理の続き。
インシュレーターが到着しましたのでチャチャと組んで点滴でエンジン始動。
1,キャブは予備で購入してキースターのキットでオーバーホールした方です。初テストです。
2,エアクリは吹き返しでオイルだらけだったので洗浄してシリコンで仕上げました。
3,燃料ポンプは撤去されてたのでオークションで調達してオーバーホールしたもの。(前回投稿)これも初テストです。
4,ガソリンホースは汎用品で製作。その他のホースは基本的に再使用です。
5,インシュレーターはひび割れが酷かったので社外品の新品に交換。
キャブもポンプも初テストなので始動は手こずる覚悟でしたが燃料が通ったら一発始動でした。
エアスクリューは規定の2-1/2、左右のバランスは後ろからライトを当てて目視で調整、アイドル調整も同様手法で目視で調整しただけです。
始動後のアイドリングは1500rpmで高めなので暖機後に1100rpmまで落としました。
燃料が安定しているのか息つきしませんのでここまで落とせるようになりました。(整備前は1300rpmが限界でした。)
これでまずはガソリン漏れをチェックします。
左右のバランスもアイドリングも良さそうなのでガソリン漏れがなければまず走ってカーボンを飛ばしキャブ調整(エアスクリュー等)と左右の負圧の同期等の微調整をします。
写真の説明です。
1,点滴で始動準備完了。
2,各部調整のためタンクなしでテスト。
3,アイドリングを1100rpmまで落としました。
4,テスト中。
5,綺麗なキャブのリアビュー。
6,綺麗なキャブのサイドビュー。
#TRX850 -
TRX850
09月25日
167グー!
TRX850のヒューエルポンプです。
納車から付いて無かったヒューエルポンプをオークションで調達しました。
使えるかどうかわかりませんのでオーバーホールしました。
写真で説明です。
1,届いたポンプです。状態不明ですのでバラします。
2,4隅のビスを外して超音波洗浄しましたがこれ以上はパッキンが張り付いて取れません。
3,ポンプをバラす為にパッキンの再使用をあきらめて分解しました。
4,破れたパッキンはNBRの0.5mm暑さのシートから切り出して作りました。
5,組み付けと動作確認完了です。
動作品でしたね。でもわからないまま付ける訳にもいかないので仕方ないですね。
#TRX850 -
TRX850
09月23日
161グー!
TRX850のフューエルコックで理科の実験。
フューエルポンプを待っている間に再度フューエルコックをバラして実験です。
写真で説明です。
1,一旦オーバーホールしたコックです。アルカリの超音波洗浄でアルミの黒ずみが出てます。問題は無いのですがこれで実験。
2,リン酸5%水溶液に浸けてます。反応が激しすぎですね。これはダメかな。
3,クエン酸で煮込みます。ついでにキャブのジェット類も煮込んでます。これは良いですね。調整しやすいです。
4,煮込んだ後クレンザーで軽くアルミ粉を落としました。
5,負圧コックのオーリングのシール部が削れて凸凹です。これはOFFに出来てなかったでしょうね。表面は整えましたがオーリングが新しいのでかろうじて止まるかなぁ。
6,綺麗になりました。でも手間暇がかかりすぎですので普段は超音波洗浄までですね。
空気で動作も確認しましたが問題無さそうです。
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09月20日
178グー!
TRX850のガソリン漏れの修理の続き。
外した方のキャブの全バラと洗浄です。
写真の説明です。
1,超音波洗浄完了。絶対使えないのがダイヤフラム、フロート室のパッキン一式でその他のオーリングは使えないこともないですね。パッキンのセットを注文しましたのでセットにあるオーリングは全部交換します。ジェット類は中華だと精度が悪いし全然傷んでないので再使用します。あと修理が必要なのがエアカットオフバルブのカバーの割れです。これはハンダゴテで直します。
2,ガソリンコックもオーバーホール。納車時にパッキンのセットを交換したとのことでしたので見る予定はありませんでしたが今回ガソリンのラインを全部見ますのでバラして超音波洗浄して組みました。見た目だけでなくフィルターやガソリン通路も綺麗になりました。パッキンは新品でしたのでOKです。シール部は磨きも入れたので動きもスムーズです。
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09月20日
156グー!
TRX850のガソリン漏れの修理の続き。
外した方のキャブの全バラと洗浄です。
タンクからの燃料ラインも洗浄するために車両側の作業をしていて驚愕の発見です!
なんと燃料ポンプ(負圧式)がありません。
2本の負圧ホースはコネクターでつないでバイパスしてあります。
取り付け金具には取り付け用ナットだけが用も無く付いてます。
したがって燃料コックに負圧ホースはつながっていません。
これだとコックがPRIだと燃料は常にOFFになります。
私は負圧式のコックが嫌いでONとRESしか使わないので今まで気が付きませんでした。
燃料ポンプの外し方が確信犯なので何かトラブルの定番処置なのでしょうか?
この状態だと燃料は普通の自重式です。
満タンから残量5Lぐらいまで異常は感じずレスポンスもキャブならこんなもんかなぁ~って感じです。
とりあえず燃料ポンプを探しますがどのくらいの差が出るか楽しみですね~
9/23 追記
コックの理解が間違ってました。
PRIは常時ON(RES側)ですが間違って覚えていたので使ってませんでした。ONとRESはあとでバラしてわかったのですがオーリングの接触部が削れて漏れてましたね。つまりコックの役目を果たしてませんでした。
#TRX850 -
TRX850
09月19日
177グー!
TRX850のガソリン漏れの修理の続き。
予備のキャブです。
オークションで3千円程度で購入したものです。
分解清掃してキースターの燃調キットで組み上げてます。
当然エンジンをかけた実績は無く調整も組んでからなので他の不具合をつぶしてから最後にキャブだけで時間を取ってやろうと思ってました。
今回は致し方なさそうなので一旦メーカーの推奨設定で組んでみようと思います。
写真の説明です。
1,購入時の状態です。フロート室は汚れてますが外観は割と綺麗です。
2,3,全バラして確認したところ分解履歴がありそうでしたので何かしらの不具合の対策も兼ねてキースターの燃調キットで組むことにしました。
4、5,組み上げたキャブです。メタルクリーンで超音波洗浄したので新品並に綺麗です。
6,洗浄に使った超音波洗浄機です。
エンジンに組んでの動作確認はしてませんので不安ですが使うしか無さそうです。
#TRX850
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TRX850
09月18日
166グー!
TRX850のガソリン漏れの修理の続き。
キャブのダイヤフラムのチェック。
ダメでした。
ダイヤフラムの周囲が劣化してボロボロでした。
ダイヤフラムの中側にもゴムのかすが入ってます。
このまま使っていたら近いうちにダイヤフラムのリークで吹けなくなっていましたね。
テスト走行でガンガン開け閉めしましたので劣化部が裂けたんですね。
ガソリン漏れはフロート室のゴミがフロートバルブに噛んだ為のオーバーフローと高速道路での高回転で大量のガソリンが廻ったことでフロート室のパッキンから漏れたことの合わせ技ですね。
つまりこのキャブは機能こそしていましたが瀕死の重傷だった訳です。
フルオーバーホール決定ですので一旦、予備のオーバーホール済みキャブと交換します。
#TRX850 -
TRX850
09月18日
148グー!
TRX850のガソリン漏れの修理の続き。
キャブをチェックです。
予想の通りですね。
内部は大した汚れではありません。
ですがフロート室のパッキンはカチカチで効いていないですね。
全バラして洗浄ですがジェット類はそのままいけそうです。
#TRX850