NoNaさんが投稿したツーリング情報

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    おっさんの休日探訪記
    〜変わらない想い、煙樹ヶ浜の水平線を眺めならか〜
    実は9月21日、22日、23日と三連休。明け方に目が覚める。時計を見ると5時40分。休みだし、二度寝、二度寝と思いゴロゴロするが「せっかくの休み、ソロデイキャンプ行こうぜ」ともう一人のワタシが、とてもうるさいので起き上がることにした。
    もうひとりのワタシに逆らえず、結局ワクワクしながら準備を進める。日中は暑いし日陰をつくるためにパップテント(軍幕)準備、キャンプ場で昼寝も必須だからマットと枕もいる。パッキングしていると、あとミニランタンとシュラフを入れると何泊かできるぐらいの荷物になってしまった。

    割高だか24時間営業のスーパーで考える。肉を焼かないという選択はない、秋だからキノコご飯を炊こう、デザートには好物の梨。一体どれだけ食うのかという量になった。いったん家に戻り、肉の仕込みをする、今日はローストビーフにしよう。

    場所を何処にするか、Googleマップでキャンプ場を探しがら、昨日は高速と山中だったので今日は海にするか、だけど、山の中の方が絶対に涼しい、山にするか海にするか…。

    暇つぶしに小説も持っていがなくてはと書棚をあさる。30年ぐらい前に読んだ椎名誠さんの「あやしい探検隊」シリーズが無性に読みたくなった。あやしい探検隊シリーズは、キャンプ雑誌BE–PALで当時連載していて文庫本にもなっていた。あやしい探検隊は、東ケト会(東日本なんでもケトばす会)という椎名隊長率いる軍団が、全国各地で無計画と傍若無人に野営と焚き火を行う。特にドレイと呼ばれる下っ端の隊員がどこに行くかも、何を持っていけばよいかも知らさせず拉致同然に連れて行かれる。その困惑したドレイたちの姿と椎名隊長のやりとりが、とても面白かったことを覚えている。もしかしたら、一冊ぐらいは家にもあるかもと思ったが30年前の本はとうに処分してある。今度、古本屋さんであやしい探検隊シリーズを探しにいこう。

    そんな椎名誠師匠に憧れワタシも当時、乗っていた愛車トヨタマークⅡにいつでも焚き火と野営ができるように、七輪や網、スノーピーク製コッフェル(クッカー)、ヤカン、マグカップ 、OPINEL製ナイフ、当時はネット情報もない、もちろんAmazonも無いので、わざわざ大阪の道具屋筋までいって買った本格ナイフなどのキャンプ道具を一式積んでいて、仕事終わりに「これから、河原で焼き鳥を焼くぞ」と友人たちを招集し朝まで騒いだ事が懐かしい。
    そして、その道具のほとんどが、今も現役で活躍しているから凄い。Amazonでポチったコッフェルもヤカンの新しいものを持っている。しかし、なんだかしっくり来ないので結局30年前に購入した古いものを使ってしまっている。

    なんだかんだで出発が8時半を過ぎてしまっていたが、それでもぐうたらなワタシとしては早い方、9時過ぎに「0332R+」(「0332R+」とは、幼馴染に近いおっさん3人とプラス女子1名で結成されたツーリング仲間のチーム名)のグループLINEに唐突に「有田のパーキングなう」とデイキャンプ仕様バイクの写真を添えて送りつけてみた。
    ワタシの早朝の思いつき行動についてみんなどんな反応が返ってくるだろうか。

    早速、九州帰りの隊長いがらーから返信「いま、フェリーで和歌山に帰ってきた、昼寝ができるならば向かう」。続いてさっちーからも「まだ、寝ているが顔をつくってから行く」との事。ノリはあの頃と変わっていない事がとても嬉しく思う。
    そして、極め付けは「じゅにあ」だ。彼は今日仕事らしいが「キャンプ場に到着が20時になるけど、まだ、いるならば行く」という返信。
    デイキャンプだと言っているのに20時から来る?彼のデイは、一体何時までを指すのだろうと疑問が残る。そう「じゅにあ」と「ワタシの道具」だけが、朝まで騒いでいたあの頃と少しも変わっていない。

    行き先は、美浜町煙樹海岸キャンプ場。海を見たい時、ここのキャンプ場はやみつきになる。海岸の全長が6キロもある松林のキャンプ場。バイクを横付けにしてテントを張ると、テントからは水平線が一望できテントと水平線が一直線になる、まさにインフィニティ・キャンプ。しかも、施設が充実しているのにデイキャンプで使用料金750円のみとべらぼうに安いし、景観はプライスレスだ。
    本当に癒される。ぜひ、一度みなさんにも行ってほしい場所だ。

    3連休の最終日は、たくさん遊んでもらったバイク、かなり入念に綺麗に洗ってあげた。
    そのあと昼から爆睡。
    (おわり)

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