



先日の長門国ツーリングで、
またミッションがガチャついたので
クラッチチェック。
特定のギアではなく全段で起こり、
走行中も2000rpm以下の低回転パーシャルの時だけ起こる謎のジャダー。
普通に走るぶんには問題ないけど、
渋滞でトロトロ走る時、「カッカッカッ」と引っかかるような、ぎこちなさがある。
当初は駆動系まで疑い、シャフトドライブもギアケースを後期型に交換し、ギアに折れや欠けがないことも確認した。
クラッチ関係は始めから疑っていたので、
マスターシリンダーもレリーズもクラッチ板、スプリングも全て新品交換したし、バスケットもダンパーの遊びはなく打痕の段差もツルツルに研磨した。
それでしばらくは改善していたが、
最近また再発。
こうなると、あとはミッションのドッグやシフトフォーク破損を疑うところですが、
・勢い良くクラッチを握ると
「カツッ」と音がする事がある
・2000rpm超だと何の問題もない。
・クラッチ操作を必要最小限にして、
2→3、3→4、4→5をクラッチ使わずシフトチェンジしていると、ガチャつかなくなる。
ということは
やはり、原因はクラッチ板の引っかかりかと再度クラッチ開封を決意。
バラして見るとクラッチ板に異常はなく、研磨したバスケットの打痕もさほど変わっていない。
開腹した事を後悔しつつも、
せっかくクラッチカバーを開けたので、
再度入念にバスケットの打痕を研磨し、
試しにフリクションプレートの配列をキツメ(通常)とユルメ(180度反転)を交互に組んでみた。
で、試走したら…
パーシャル低回転でのガチャつきは、ほぼ無くなった。
1年越しの悩み、ついに解決なるか?
それにしても、
FCR-062の効果でしょうか。
そう古くないはずのオイル(スペクトロゴールデン4の20W-50)が真っ黒でなんかネバついてます。
この硬いオイルも貼り付きや引っかかりの一因かも知れないので、
次回は違うオイルに変えてみようと思います。