
NoNa
数十年ぶりに会った友人との飲み会。
若い頃に走ったバイクの話に花が咲き。
MUTT MASTIFF 250を勢いで購入。
久しぶりのバイクに少し慣れた頃。
点検整備でMASTIFFを預けたとき出会ってしまった。
CONTINENTAL GT 650に一目惚れ!!







おっさん休日探訪記
〜夏の終わりの千本桜と新しいバイクの世界〜
日曜日は、職場のイベントが大成功を収めたのでとてもいい気分だったので、今日は仲間たちと走るコースを考えようと奈良県吉野山に行くことにした。
山に入るに連れて、めっちゃ少しずつ秋の訪れを感じながら走り抜ける。ソロツーリングは気ままで楽しい。しかし、ウインカーの出しっ放しに注意だ。ウインカーを出しっぱなしにしても誰も指摘してくれない。マスツーリング中は、「ウインカーで出るで」「あーごめんごめん」という会話は繰り返される。なので、ソロの時にウインカーが出しっぱなしだと、ごめん、ごめんという相手がいないので少し寂しい。
昨晩イベントの打ち上げで食べ飲みすぎたし、今晩も東京からはるばるイベントのために来てくれた人生の大先輩とのサシ飲み。お昼はヘルシーなものをと思っていたら、丁度有名なお豆富屋さんのお食事どころ「豆富茶屋 林」を見つけ暖簾をくぐる。
メニューを眺め、豆腐は庶民の味方と思っていたが、ここの豆富は高級民。若干高めの値段設定で強気だ。
「その強気、悪くない。好きだ」と高級豆を使い値段設定を高くした缶コーヒーのキャッチコピーに使えそうなフレーズを呟き、少し格好をつけるが、当然、財布は泣いている。
大きめの三種類の豆富と飛龍頭(がんもどき)や胡麻豆腐、湯葉を使った小鉢、どれもいい仕事をしている。そして、お味噌汁。私の法律では、味噌汁の具は多くて二種類と決めている。この店は私の法律を遵守した厚揚げと豆富の味噌汁だ。濃厚な豆富とその豆富で作られて厚揚げ、味噌汁至上、最大の破壊力をもつ味噌汁だ。
昼ごはんを食べ人生の大先輩とのサシ飲みのために下山。
帰り道、この辺を走るといつも気になっていたバイク屋さん。旧道の民家が並ぶ一角、なぜ、こんな所にと多くの疑問が残るハスクバーナ正規ディーラー店の平田自動車整備工場さん。
店の前を減速して走ると丁度、店長さんが店の外に出ていたので勇気を持って声をかけてみる。
「カッコいいハクスバーナーがいっぱい並んでいるので、前から気になっていたんです」と、そして、少し前からセカンドバイクとして維持費が楽な125のオフロードが気になっていることを伝える。残念ながら自信を持って販売できる公道使用できるものは置いておらず250のフルサイズのオフロードが中心となるとのこと。
面白いものあるよと整備工場の方へ案内されると少し変わったバイクが置いてある。
「GE-N3」というバイク。ダートフリーク製でかなり気合を入れて、採算度外視で作った電動オフロードバイクとのこと。50cc登録だが、かなり本格的仕様で全国のオフローダーの中で密かに話題になっていらしい。車にトランポする際も、横にして寝かしてもひっくり返しても、ガソリンやオイルを使っていないので漏れることがないんだと説明してくれる。
スタイルもかなりスタイリッシュで、次に来そうな予感がプンプンする。
バイクの説明をしながら、源さん、源さんと連呼してくれるので、古株の整備工を呼んでいるかと思えば、バイクの名前がGE-N3なのである。
工場内で少し乗せてもらうと、癖になりそうな乗り心地。店長さんが言うには一度電動バイクに乗ると電動の沼にハマるらしい。
そして、これも電動だよと奥からわざわざ、フルサイズの電動オフロードもって来てくれる。サーロン製のバイク(セグウェイを開発した会社らしい)。
左ハンドルの上にターボスイッチが付いていて、それを押すと殺人的な加速を得ることができる、なんとも擽られる車体だ。昨今のオフロードレースでは、電動バイクが早すぎるので勝負にならないと電動バイク使用を禁止しているらしい。
ぜひ、面白いのでダートフリークGE-N3とサーロンBeeシリーズのバイクを検索を。
今度は、ガソリンで動くハクスバーナーのバイクをゆっくりと見せてもらおう。
(おわり)