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▼所有車種
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- ZRX1200R
北海道に住んでいます。
バイクブームだった80年代に青春を過ごしたおかげで、DNAレベルにバイク愛が刷り込まれました。16才の細胞に流れ込んだままです。
僕の人生はRZ50て始まり、GPZ900Rによって方向付けされました。それは、いまだに続いているようです。
直列4気筒エンジン以外にバイクの価値を見出せない男だと思っていたのですが、癖のあるVツインに乗り出したのは自分でも驚きです(歳かな?)
Kawasaki信者ですが、カワサキオンリーという訳ではないのです。
バイク歴
RZ50
GSX250S刀
CB400SF
ZZ-R400
GPZ900R(現)
ZX-11
スポーツスターXL1200S
K1200R
ZRX1200R(現)
Z900RS
V7Special(現)
よろしくお願いします。



8月19日
昨日は、バイクの日でした。
だから、という訳ではないのですが、少しだけ乗りました。
本当は、マフラーをノーマルに替えたので、パイロットスクリューの調整を行い、調子を見るために乗っただけなんですけど‥。
このバイク、2番と3番のキャブに市販のパイロットスクリュードライバーが入らないんですよ。プロはどうやってるんだろう?専用工具でもあるのかね?
仕方ないので、マイナスドライバーのビットにテープを巻いたもので適当に調整しました。
本来は、アイドリングの1番高いところに調整するらしいんだけど、面倒くさいので目見当で輸出用と同じくらいの感じで合わせました。
当然、気筒間が合ってないのでアイドリングが不安定。最終的にエアスクリューでアイドリングを高めにして誤魔化しました。
でもね、調子がいいんですよ、これが。アイドリングからのピックアップが鋭くなり、回転が軽くなりました。
今まで低速走行でガソリン臭かったかので、かなり濃かったんでしょうね。ヨシムラでは三回転以上戻してました、そりゃ濃いわ。
ノーマルマフラーで抜けが規制されるので、結果的に低速トルクもアップ。こんなにトルクフルだったのか、と、ちょっとびっくり。
でも、上は回らなくなってるんでしょうね。
まぁ、でもこのバイクで5千以上回す事ってなかなかないからね。通常走行は4千までで事たりる感じだし。
改めてノーマルに乗って見ると、Ninjaからの進化をかんじる。そもそもヘッドが別物なのでレスポンスが全く違う。
いつも思う事ですが、市販エンジンの進化って、キモは低速トルクの増加とレスポンスなんですよ。
Ninjaは当時としては高回転でパワーを絞り出す設計なので、現代の900ccと比べると低速スカスカ。低回転からアクセルを当てていくシチュエーションだと回転上昇を待つ加速感。いきおい上まで回しちゃうんだけど、パワーが無くて回転の繋がりがいいので、普通にレッド手前まで回せちゃったりするんですよ。
比べるのは酷だけど、同じ900ccのZ900RSなんて速さの次元が違ったもの。たとえ高いギアでもアクセル開けた瞬間にスッ飛んでいく。そして、それが高回転まで続く。あのバイク、全開にするには相応のシチュエーションと、心構えが必要でした。
話がそれちゃったけど、ZRX1200Rだよね。
このバイクも、Ninjaのように気軽に全開には出来ないバイクです。低速トルクだけだと、Z900RSより凶暴です。そもそも排気量が違うし、車体を制御する電子デバイスどころかABSすらついてません。
剥き出しのリッターパワーがそのまま襲いかかってくるので、結構スリリングです。
ちなみに、輸出仕様に準じた改造を行なっているので、110PSくらいはあるんじゃないでしょうか。輸出仕様だと、122PS。だったかな?
やっぱりNinjaとは違うんですよね〜。開けたら異次元で速いもの。
古いバイク同士でもこんなに違うんだもの。最新のバイクだとさぞかし凄いんだろうね。
人類の進歩と調和、ってやつですかねぇ。
そんな事を思ったバイクの日の夜。