
NoNa
数十年ぶりに会った友人との飲み会。
若い頃に走ったバイクの話に花が咲き。
MUTT MASTIFF 250を勢いで購入。
久しぶりのバイクに少し慣れた頃。
点検整備でMASTIFFを預けたとき出会ってしまった。
CONTINENTAL GT 650に一目惚れ!!




おっさん休日探訪記
〜オイル交換後は暑くても走りたい。エンストと日本のアマルフィ〜
オイル交換後は、走りたくなるのはバイク乗りの性(さが)。少し用事があるし、真昼間は暑すぎるので少し夕方になってからバイクに跨る。
空が魔法のように美しくなるマジックアワーとバイクを納めに行こう。
バイクを走らせて5分。クラッチの感覚がおかしく、クラッチを切ると一気に回転数が下がり、ノッキングを起こす、そして、エンスト。セルを回しても一発ではかからない。キャル、キャル、ギュル、キャッ、なんだかしんどそう。なんとかエンジンはかかったが、エンジンランプは点灯したまま。
どうした、コンチちゃん新しいオイルがお気にめさなかったのか?
すぐに、めちゃくちゃ丁寧に見てくれる行きつけのバイク屋さんに即電話、情けなく泣きそうな声で症状を伝える。
「すぐに持ってきてください」バイク屋さんの奥さんの天使ような声。エンジンランプが消えないままバイク屋さんに直行。ご主人の早急な対応。結局は、暑さでガソリンに気泡が混じりそれが悪さをしていたみたいで事なきを得た。
まだ、マジックアワーには間に合う。
とりあえず、目指すは和歌山のアマルフィ雑賀崎。
ここには多くの想い出がある、数十年前に高校の吹奏楽部の合宿でよく行った場所、釣りにもよく行った、もちろん海水浴にも、わたしの数々の青春ドラマが生まれた場所だ。あまりにも身近なのでアマルフィと言われると少し違和感を感じるが、とても素晴らしい場所だ。
アバランチ、アッレグロ、アモーレ、アンビバレント何故か「ア」で始まる片仮名語は、なぜか格好いい。だからここはアマルフィなのだ。
マリーナシティの方がよりマジックアワーを見ることができるのではと考え移動。
一台のバイクが後ろをついてくるではないか、マジックアワーを収めようとバイクをとめると、後ろのバイクも停車した。少し大柄のNinja乗りが近寄って来る。
英語だ、何を言いたいのかさっぱりわからない。バイクに乗っていると外国人によく絡まれるのは、弘法大師と高野山の痩せたインバウンドさんの仕業であろう(以前の投稿「かすうどんとインバウンドと高野山」 ②)。
「ほっとすぷりんく ぱーきんく?」黒潮温泉のバイクの駐車場を探しているのか、そうに違いない。そして「come on」ぐらいは言えた。
そうだ和歌山の想い出に黒潮温泉の湯船から魔法のような海空を見せてあげたい
「はりーあっぷ まじっくあわー ふぃにっしゅ はりーあっぷ」といい駐車場まで先導する。とりあえず思いつくまま、勇気を持って単語を並べてみたが、いま思うと絶対、わたしが伝えたかったことは伝わっていないだろう。
でも、伝えようと思う努力は大切だ。
(おわり)