八兵衛@京都。さんが投稿した愛車情報(MBX50)

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    「あの夏、MBX50と仲間たち」

    押し入れの奥から、色あせたアルバムが出てきた。
    45年前――大学生だったあの頃、僕らはまだ、原付きでどこへでも行けると思っていた。

    淡路島・成ケ島。
    テントを張り、海風を感じながら、外で麻雀。
    昼間は釣り糸を垂れ、夜はランタンの灯りで笑い転げた。

    MBX50のエンジン音が、まだ耳の奥に残っている。
    あの時の仲間は、ハスラー、シェリー、リード――
    それぞれが個性豊かで、どれも「青春のかたち」だった。

    当時の原付には、夢が詰まっていた。
    CB50SからJXへ、RD50はRZへ、RGはガンマへ。
    MBはMBXとなり、そしてNSへ。
    たかが50cc、されど50cc。
    あの小さなエンジンが、どれほど僕らの胸を高鳴らせたことか。

    マメタンやラクーン、AV50のようなプチアメリカンもあれば、
    ハスラーやXL50のように泥だらけになる楽しみもあった。
    ちょっと背伸びしてCB125JXやT、CM、XL125に乗る先輩がいれば、
    それだけで世界が少し広く見えた。

    そして今。
    手のひらに乗る小さなカメラを持つライダー――
    最近TEMUで手に入れた「モトクル爺さん」。

    これからは、この相棒をツーリングに連れて行こうと思う。
    昔の僕らのように、風の中でちょっと誇らしげに、
    景色の“1角”を切り取るために。

    もしかすると、
    あの夏の続きは、まだ終わっていないのかもしれない。




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