
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早10年を過ぎた。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250X
SUZUKI GSX1100S KATANA






冷房の効いた天国から 外に出るとそこは 灼熱の地獄。「許してくだせぇ、観音様。もう悪さはしねぇ … 」
「この暑さの中、本当に走るのか」と疑問が湧き上がるが、カタナに跨り エンジンをかけると その疑問は 吹っ飛ぶ。
行く先の空を見上げれば 大きな大きな入道雲。子供の頃に見た空 … 童心に返る
仕事場を出て、R1をまたぎ、向かった先は宇治。
「宇治川ライン、久しぶりだ」
天ヶ瀬ダムを横目に車の後ろをゆっくりとながす。
山の中、川沿い、少しは涼しいかと思ったが、さほど変わらない。青々とした空と 碧々とした木々を眺める。
r62との分岐点。突然、目の前が開けた。一気にペースが上がる。クリッピングポイントからコーナー先への目線が大切。大峰橋を過ぎ、喜撰山大橋を過ぎ、曽束大橋を渡れば 宇治川から瀬田川へと名前が変わる。黄色いセンターラインも白色破線へと変わり、カーブのアールも緩やかになる。南大津大橋を越え、鹿跳橋を越えると立木観音の案内が現れる。「停まってみよう」訪れてみたいが 時間が押している。次の機会に。
ライダーカフェ "MM" が見えてきた。
今日のお客も若い子ばかり。
アイスカフェラテと 本日のデザートをオーダー。以前にも増して メニューが少なくなったような …
「久しぶりと違う?」
「はい、久しぶりです」
「相変わらず カタナに乗ってるんやな」
「はい。オーナー、雰囲気変わりましたね。メガネ … 」
「そうそう、歳やから 目が見えへんねん」
えんじ色のメガネが金髪に染めた頭に良く似合う。
瀬田川を見ながらカフェラテをいただく。
「さて、これからどうしよう」
腕時計に目をやれば すでに18:00を回っている。
「アカン!戻らんと」
大津に出て京都経由と思っていたが 戻らねば。
来た道を戻る。ずっと車の後ろを走ることになる。
宇治川ラインからR307を経由。西陽が眩しい。
今日は国民の義務を果たさねばならない。公民館で投票を済ませた。