NoNaさんが投稿したツーリング情報

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    おっさんの平日探訪記
    〜夕暮れとバイクという鉄板〜
    目覚まし無しに起きてしまう朝6時過ぎ、朝の日課は天気予報と気温のチェック。起床時の気温は24度、予報では最高気温32度、西日本の天気は良い。

    車で行こうかバイクに跨るか。とりあえず部屋の中でヘルメットをかぶり、グローブをはめる。エアコンが効いているから何の不快感もないので一歩外に出てみる。風があるので以外といけそうだ。
    車のハンドルが手招きして「こっちは涼しいよ」と言うのを横目に「バイクで通勤したら朝から少し遊んだ気分になれるのだ」と自分に言い聞かす。

    職場に着くと、こんなに暑いのにバイクっと言われたが、おそらくこの世のバイク乗り全ての人がこう言い返すだろう。
    「走っている時は涼しいからええで」
    「最近のヘルメットのベンチレーション凄いんやで」
    そう、暑さを自分意思で暑くさせないのである。そして、バイク乗り以外は知らないであろうエンジンからの熱風の話題には触れないのである。

    滞りなく仕事を終えて夕暮れを納めに行く。そうバイクと夕日の組み合わせに匹敵するのは枝豆とビールぐらいであろう。

    向かったのは泉南マーブルビーチ。

    若者たちやカップル、インバウンドさんたち平日にも関わらず結構人が多い。適当な場所にバイクをとめる、ベンチに腰をかけ休憩しながら周りを見渡す。

    夏休み前のこの時期が一番ウキウキするだろう、若者たちは海に向かって小石を投げて楽しそうだ。なぜ、若者たちは投げたがるのか、このまま若者たちを眺めていると「夏海に小石を投げる若者たちの一考察」という論文が書けそうだ。

    あまりにも若者たちが楽しそうなので、わたしも小石をひらって海に投げようかと思ったが、自分が小石を投げている姿を想像すると「あのおっさん、よっぽど職場で嫌な事があったのだろう」と若者たちから同情をうけるに違いないと思いとどまった。

    いい感じに暮れてきているシャッターチャンスだと思い数枚の写真を撮った。目的を達成したので「腹の虫がもう帰ろうぜ枝豆とビールが待ってるよ」と、うるさいので家路を急ぐ。
    帰って写真を確認する。
    あれっ見た夕焼けのイメージと違う
    それは、あかねいろのサングラスのせいだった。
    (おわり)

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