
すみれっこラブ
音や匂い、温度を感じながら走れるバイクは楽しい。
免許を取った娘に誘われて、2015年5月にリターンしたおばさんライダーですが、年甲斐もなく2016年6月、大型免許を取得してしまいました。
即、大型に乗り換えあちこち走っています^^
どこかで見かけたら声をかけてくださいね。
よろしくお願いします。

花見のはずが、道の駅巡りに・・
9日は、何も予定がないから一日ツーリングを楽しめる。
さて、どこへ行こうか。
行きたい所が多すぎてなかなか決められない。
今の時期ならではの桜を見に行くのもいいな。
でも、名所と言われる所はどこも混みそうだし・・
地図を眺めて西なら根尾谷の淡墨桜、北なら高山辺りかな。
東なら高遠・・は、メチャ混みだからパスした方が良さそう。
悩んだ挙句、道の駅巡りをすることに。
リターンしてからまともに走ったことのないR19を走ってみよう。
中山道は久しぶりだ。
先ずは、K66で『らっせい三郷』へ。
名古屋ではすでに葉桜に近いけれど、多治見市笠原ではハラハラ散り始めたくらい。
途中で花桃がきれいに咲いていたので、歩道に乗り込んで記念撮影。
『らっせい三郷』には、大型バイクのグループが何組かいたが、ソロは私だけ。
ここはスタンプゲット済みなので、トイレ休憩のみ。
恵那からR19へ。次は『大桑』までノンストップで。
ここからは初めての道の駅なので、スタンプを押しながら進む。
『大桑』は大きな道の駅で、冠雪の中央アルプスを望める。(メイン写真)
くるみ羊羹がおいしそうだったので、土産用に購入。
次は『木曽福島』。上松辺りでは咲いていた桜が、ここではまだチラホラ。
桜前線は、ちょうどこの辺りまで上ってきているようだ。
この道の駅からは冠雪の御嶽山を望める。
木曾谷の道の駅は間隔が短く、数キロ走ると次が現れる。
『日義木曽駒高原』は帰りに寄ることにしてスルーし、『木曽川源流の里 きそむら』へ向かう。
ここで、ちょっと寄り道を。いつものダム巡り~。
K26へ左折し、木曽川源流と言われる味噌川ダムへ。
ここで今回もやってしまった。
国道から見えていたので、あっちだろうと見当をつけて進むとダムの下へ出た。
ダムの上に行くには・・
畑の中のような所を走る。入って大丈夫?
気になったが走り抜け、無事に到着。ダムカードをもらうと、上に展望台があると教えてくれた。
ダム湖が一望でき、南を見ると遠くに中央アルプス。誰もいないので景色を独占。いい気分だ。
R19へ戻るとすぐに道の駅があった。
時間が押してきたのでスタンプを押して先を急ぐ。
『奈良井木曽の大橋』もほんの数キロ先だった。
バイク用の駐車場がないので、止めてあったバイクの後ろへ止める。
橋を渡って道の駅を探すが、どれが駅かわからない。
観光案内所があったので入ってみると、そこが道の駅だった。
奈良井宿には以前来たことがあるが、ずいぶんイメージが変わっていた。
今日は暖かくなると聞いていたので、長袖Tシャツの上に冬用ジャケットを羽織ってきたが、歩くとさすがに暑い。
ふと横を見ると、一輪車を止めて何やら考えている男性が一人。
どうかしましたか?「薪を止めるパイプをどこまで設置しようか考えているんです」(なるほど、立派な薪ストーブの煙突がある)
ここの家の方ですか?「そうです」
久しぶりに来ましたが、ずいぶん変わりましたね。「そうですね。以前は、ここは貯木場だったんですよ」
そういえば、向こうに森林鉄道の列車がありましたね。「あれで切り出した木を運び、ここからJRに乗せ換えていたんですよ」
どちらの山に線路があったんですか?「あっちです」と南を指した。なるほど、権兵衛峠の方ですね。「そうです」
地元の人と話をすると、いろいろ教えていただけて面白い。
バイクへ戻ると、GBの前に止めてあったGSXR1100のライダーがちょうど戻っていた。
なんと若い女性。ヘルメットのシールドを拭いていたので「こんにちは」と声をかけ、レンズクリーナーを貸してあげた。
仲間にサーキットをやっている人がいるので、SSに乗っているメンバーが多いとのこと。
今日は新穂高温泉へ泊りだという。それにしてはコンパクトな荷物。
結構ソロで走り回り、北海道にもテントを積んで行ったという。このバイクではまだなので行ってみたいと笑っていた。
「気を付けて」と手を振って別れる。
いよいよ中山道で最北の道の駅『木曽ならかわ』へ。
ここもどこが道の駅かわかりづらい作りになっていた。工芸館の売り場の方に尋ねると、ここがそうだと言う。
時計は既に3時を回っていたので、スタンプを押してすぐにUターン。
先ほどスルーしてきた道の駅へ寄る前に、もう一つのダムへ。
R19を挟んで味噌川ダムの反対側に位置する奈良井ダム。
長野県で初めて作られたロックフィルダムだ。
残念なことに堰堤は立ち入り禁止で、ダム全体は眺められなかった。
ここは、ダムカードをもらう際に住所と氏名を記入するようになっていた。
どこから来たのと聞かれることはあったが、書くのは初めてだったのでちょっとびっくり。
予定の時間をオーバーしていたので、ダム湖を回らず帰路につく。
R19をひた走り、行きにスルーした『日義木曽駒高原』を目指す。
小腹が空いたので、木曽駒ケ岳を眺めながら名物の山賊焼き(鶏のから揚げ)とカレーパンを食べたら、ちょっと食べすぎた。
気温が下がる前に帰ろうと思ったのに、ゆっくり休憩しすぎて日没までに帰るのが難しそうだ。
恵那から県道へそれ、既に閉まっていた『らっせい三郷』で防寒着の代わりにカッパを着て、グローブを冬用に替える。
ありがたいことにK66は空いていた。車の流れも70Km/h前後とスムーズ。
おかげで、思ったよりも早く帰宅できた。
前回に続きすべて下道だったが、気温も15℃~22℃とちょうどよく、楽しく走れた。
春の交通安全運動期間で白バイは数回見かけたけれど、スピードは控えていたので問題なし。
今回も無事故無違反でした。
走行距離 約320キロ
燃費 38.0Km/L(パイロットスクリュー調整しました)
本日のレギュラーガソリン 104円/L
※ メイン写真は道の駅『大桑』
私のGBも、写真に小さく写ってます。