
タッつぁん
▼所有車種
-
- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早10年を過ぎた。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250X
SUZUKI GSX1100S KATANA




梅雨の初め、しとしと雨。梅雨の終わり、ざーざー雨。
ってこの年寄りには習慣づいている。何だっ、今年の梅雨は! いきなりの雷と豪雨。かと思いきや、夏の暑さ。まっ、お陰で カタナ君に乗れるんだけど。
ポリエステルのジャージ風スキニーパンツと Tシャツ一枚の軽装 … 暑いもん。
紫陽花を求めて カタナに火を入れる。「やっぱり、いいね」オレンジのボタンを押せば、4気筒の鼓動と排気音。「好きだなぁ」
ネットで見つけた 紫陽花群生地を目指す。紫陽花公園や紫陽花が有名な神社仏閣は カタナ君とのツーショットがなかなか難しい。
旧R1からR170、枚方大橋を渡り 高槻市内へ。「高槻は発展したなぁ」片道2車線のR170沿いに 色々な店が建ち並ぶ。我が町 枚方が 置いてけぼりを食らっているようだ。
R171を左折。しばらく走ると茨木市内。
高槻から茨木にかけて、R171は 片道2車線であるものの 右折レーンが無いため 非常に走りにくい。16時台の今日はまだ何とか走れている。
幹線道路の風は 走っていても暑い。信号待ちすればエンジンの熱気がユラユラとヘルメットの中にまで侵入。エンジンからの熱を受け、サイドカバーがニーグリップする内ももを熱する。
R171から右折。しばらくの住宅街。景色としては 走っていて「楽しい」っていう道ではない。
「こんな所に紫陽花の群生地なんてあるんだろうか」
不安がっていると、徐々に徐々に 山間に。
おじいさんが庭先で何やら作業。通り過ぎる私を 腰を伸ばして見守っている。「ホーホケキョ」の声。せわしくさえずるのは ひばりだろうか。
碧の紫陽花が 突然、目の前に。一群の紫陽花。見事な咲きっぷり。
静か。空気が美味い。暑さを忘れる。時間も忘れる。
ワインディングが楽しい。目指すは ライダーズカフェ "Bikers in TRUST"。17:00閉店。現在16:45 … 間に合うか …
前を走る車は ことごとく道を譲ってくれる。到着は17:00ジャスト … 閉まってた。ジュースと会話を楽しんでいる若いライダー二人が 閉店した店に 突然停車した おじさんライダーを注視する。
帰路、喉が渇いた。「今度コンビニ見つけたら停まろう」
狭い山道を走る。豪雨のせいか、枯葉がいっぱい。走りが慎重になる。まだ明るいはずの時間帯だが、木々が覆い 薄暗い。
街中のコンビニでBLACK珈琲を買い、ロンピにWINDYをあしらったお気に入りのZIPPOで火をつけ 燻らす。
これからの時間は帰宅ラッシュの時間。
「混むんだろうなぁ」