
γ-GTP1200
VMX12 2WE 4型1994年式(Vmax1200)
BN125A6前期仕様2003年式(ELIMINATOR)
カスタムなし 甲斐性なし 金なし
痛いほど 風を感じる 痛風ライダー
春雨じゃ 濡れて参ろう 雨男
割と一途に 直線番長。

「とまれ」(ともあれ)、「たれ」(誰)…。
司馬遼太郎の独特な文章が好きだ。
15歳の夏、自転車で四国一周のひとり旅をした。
(実際には室戸岬で所持金が底をつき、坂出まで親に迎えに来てもらったので、4/5周くらいか)
その時、ピースサイン(当時)をしながら颯爽と追い抜いて走り去っていくバイクたちに、
「おれもいつかは…」と思ったものです。
同時に、海岸線に突然現れ海を見つめるように凜として立つ幕末志士像たちを見た。
これが幕末好きの入口になった。
足摺岬のジョン(中浜)万次郎、
横浪黒潮ライン(シャコタンブギの舞台)の武市半平太(瑞山)、
桂浜の坂本龍馬、
安芸市の岩崎弥太郎、
室戸岬の中岡慎太郎。
ゆかりの像は他にも随所にあるだろう。
今夏はこれで決まりだな。
少年の日、もしもあの旅を経験しなかったら…。
いや、よそう。
司馬先生ならきっとこう言うだろう。
「歴史に もし は、ない」と。