
レトロブラッド
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さあ、レトロを探しに出掛けよう!!


擬人化小説シリーズ①
最近、AI擬人化をこじらせちゃっています😇
モトグッチ「ゴルディーニ」さんの人物設定を進めていたら
思わぬ小説化に発展してしまいました。
すごいよAI!
てことで、
AIと作ったゴルディーニのオリジナルストーリー
興味ある人だけ読んでみてくださいね(*^^*)
「ゴルディーニのグランツーリスモ」
第1章:ラベンダーの村へ (序章)
ミラノ、午後7時。
運河沿いの馴染みのバー。
ゴルディーニはいつものようにカウンターでひとり、グラスを傾けていた。
壁際の棚に並ぶワインの空き瓶の中に、ふと目を引く一本。
ラベルはすり減り、かろうじて読める文字
――「AOC Ventoux」。
かつて、主演映画のロケで訪れた南フランス、リュベロン地方の村の名前だった。
思い出したのは、乾いた風の匂い
夕暮れの石畳。村に一件だけのホテル。
あれは確か15年ほど前。
村の市場で買った無名のワインをスタッフと笑いながら飲んだ記憶。
あの時飲み干した空き瓶が、いま目の前にある空のラベルと重なる。
「あ、そうだ、忘れてたな…」
帰り道、ゴルディーニは壮麗なミラノ市街を抜け、湧き上がる懐かしみと創造性を抑えながら、ひとり帰路を楽しむ。
そして密かに決意する。
翌朝まだ明けきらぬ頃--
ゴルディーニは荷造りを終えると、玄関のフックに掛けられた古いライカを肩にかけ、地下のガレージへ降りて行った。
数台のクラシックカー、スポーツカーと、隅にある大きなシーツ。
シーツをめくると、そこにあるのは金色に輝く愛機、モト・グッツィV7Ⅱスポルト
ゴルディーニ仕様「グランツーリスモ」
あの頃の忘れ物を探しにいこう。
出会うはずだった人達に逢いにいこう…
そう呟いて、静寂のミラノ、明けぬ空の下。
「ズドン、ドロドロドロ…」
重い鼓動を響かせて、ゴルディーニはゆっくりと出発した。
目指すのは、あのラベルに書かれていた小さな村――ゴルドの風に吹かれるラベンダー畑の中の、石造りの家々へ。
※次章はミラノから南フランスの村へのツーリングシーン
孤独、そして出逢い。
#AI擬人化小説シリーズ
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05月17日
127グー!
AI擬人化小説シリーズ④
一応、第一章のまとめですね🙇♀️
興味無い方は、しつこくて本当にごめんなさい
「ゴルディーニのグランツーリスモ」④
第2章:回顧。幼少期と手紙
明け方、窓の外は鉛色に曇っていた。
「グランツーリスモ」との旅を続ける中でふと立ち寄った、空白のような一日。
ここはモナコのホテル通り。
通り雨を避けるように訪れた、静かな休息地。
ゴルディーニはこの有り余る時間の中、持ち物の整理を進める。
真っ赤な壁紙のシンプルな部屋の窓辺に、ロココ調の白いテーブルセット。
湯気の立つコーヒーカップを置いて、
開いたままの革張りのカバン。
テーブルにはライカ、便箋と写真が数枚。
ゴルディーニは静かに鏡を見つめ、長いブロンドの髪をひと束、後ろにまとめた。
薄手のガウンを着流しながら、テーブルの古びたカメラを手に取る。
それは、彼女が16歳のときに祖父から譲り受けたものだった。
古くて重たい、フィルム式ライカの一眼レフ。
これらを丁寧に整備し始める。
あの頃のゴルディーニは、初のイタリア出身イエイエアイドルとしてデビューして間もない頃。
忘れもしない1965年。
レニャーノの親元を離れて、祖父のいるパリで暮らしていた時期だ。
不安な毎日の中、励ましてくれた祖父。
祖父は都市景観や建築専門誌の写真家兼編集者だった。
今のゴルディーニと同じようにライカを整備するとき、祖父はいつも言っていた。
「いい写真は、いい光と、それを見る目があればいい。あとはこいつが何とかしてくれるんだ。」
ライカを眺めるたびにその言葉がリフレインする。
ゴルディーニはカメラを整備し終えると、昨日ホテルに届いたばかりの、ひとつの手紙を読み直す。
それは日本からの、小さなかわいい封筒。
差出人は、「Rene(ルネ)」。
かつてフレンチポップ・日本語版の制作の時に出会った、幼き後輩でファンでもあり、同じ夢を追いかけていた少女。
ゴルディーニが表舞台を去ったあとも、ずっと連絡をくれ続けている存在。
先日の「最初の1枚目」をすぐに送った初めての相手。
手紙の中には、可愛らしく柔らかな筆致でこう綴られていた。
---
> ゴルディーニへ
これまで、あなたの笑顔と言葉に、どれだけ勇気づけられてきたか知っていますか?
あなたの存在を糧に、私はまだ日本で頑張ってます。
あなたの足跡を追うように、時々迷いながら。
でも、先日頂いた写真を見て思いました。
あなたが切り取る世界は、スクリーンのあなたよりもリアルで、美しい。
遠い世界の誰かの「普通」が、私には眩しくて仕方ないのです。
どうか、自分の見たままのものを、伝えてください。
あなたの旅が、誰かの光になりますように。
いつか、また会えますように。
―ルネ
---
手紙を閉じながらゴルディーニは思う。
ルネはいつも私に、明確な行き先を与えてくれるような、私の行き先を既に知っているような気がする不思議な子。
これから私は、あらゆる世界の「普通」を、奇跡的に捉えるための旅をするだろう。
自分の思い出と後悔をスタートに、誰かの「普通」の光景が、誰かの「奇跡」や感動なのだと感じられるように…
ホテルを出ると、濡れた路面にはまだ霧が残っている。
モナコの都市の隙間から、世界が色づくように陽が昇り始めていた。
---
ここから第2章が始まるのですが、
ゴルディーニによるヨーロッパツーリング紀行がこんな感じで進んでいきます。
これからアルプスを超えて、ドイツへ行くか、
またはモロッコやトルコへ行くか🤔
投稿するかは、空気読んでいきますꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
#AI擬人化小説シリーズ
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05月17日
136グー!
AI擬人化小説シリーズ③
同じ写真連投に見せかけて
地味に話を進めていきますよ( ´•ᴗ•ก )
ちなみに画像は制限かかりまくりでして...
最低限なのでご容赦を
「ゴルディーニのグランツーリスモ」③
第1章:ラベンダーの村へ(邂逅、最初の一枚)
この村のブーランジェリー(パン屋)は
朝4時から仕込みが始まる。
小麦の粉と酵母の香りが、まだ眠る村の中で豊かな空気を満たしていく。
その朝、ゴルディーニは白いシャツに袖をまくり、静かに捏ね台の前に立っている。
宿を世話してくれた、あの一家の祖母が営む小さな店。
焼きたてのバケットはすぐに売り切れるらしい。
祖母はゴルディーニと邂逅した時、しばらくじっと見つめたあとは特に何も語らなかったのだが、朝のパン作りに誘ってくれ、ゴルディーニが粉をこぼしても笑いながら拭き取ってくれた。
家族の誰も、彼女を知らないふうに見えた――
午後は村の市。
彼女は一家の娘のクララとともに、葡萄とオリーブを並べる手伝いをした。
屋台の影に腰かけ、クララと並んで通りを眺める。
その姿は村人たちの目を引く様だ。
店を訪れた老人がゴルディーニに声を掛ける
「ん、あなたはあの映画の女優ですよね?」
彼女は少し黙ってから、ゆっくりと笑った。
「ええ。でも、今はただの旅人よ。」
クララとその家族たちは、笑いながらその光景を見ている。
―――
「いい場所があるの、行きましょう」
夕日が差す頃、クララはそう言って、ゴルディーニを丘の上の小さな教会跡へ誘った。
そこは、かつてゴルディーニが映画の中で泣き崩れるシーンを撮影した場所だった。
コスト削減とセンセーショナル演出のために新人女優を起用したヌーヴェルヴァーグ。
革新的で破壊的な感性が尊ばれた時代。
ゴルディーニにとってのチャンスとチャレンジの日々が頭に浮かぶ。
既に石造りの壁は風雨に削られ、草に埋もれかけている。
だが、遠くラベンダー畑の先に沈んでゆく夕陽が美しくそこに差し込んでいた。
彼女は、祖父のカメラを取り出した。
クララがこちらを振り返る。
「あのね…」
逆光の中、髪がふわりと浮き、目が輝いていた。
「カシャ」
音が静かに鳴る。
それは、彼女がこの旅で初めて撮った、
“最初の決定的な1枚”だった。
「おばあちゃんが、あなたの映画を持ってるって言ってたの。
この場所は私とおばあちゃんの好きな場所。
ほんとうは、私も、少しだけ、知ってる。」
ゴルディーニは驚かなかった。
そっとクララの手を握り、目を細めた。
「そう。でも今の私は、君の友達、ってことでね。」
クララは頷き、にこりと笑った。
---
翌朝、彼女は再びバイクにまたがる。
金色の「グランツーリスモ」が鼓動を響かせる。
村の道を抜けるとき、広場の井戸でラベンダーを抱えたクララが手を振っていた。
ゴルディーニはアクセルを捻る。
ラベンダーの平原から、少し見渡しにくい葡萄園の方向へ。
バッグには、現像前のフィルムがひと巻き。
最初の1枚、それは彼女の「今」を象徴する始まりの光景。
そしてポケットには友人からの手紙。
次に向かうのは、かつて映画撮影のロケ地
そして彼女の旅の発想点である
“廃線跡のトンネル”
――そこに、彼女の記憶と、かすかな未練が眠っている。---
第一章:〜完〜
※次回は旅の誘因と回顧、手紙
しかし、ここまで心情を表す小説作れるなんて凄すぎるぜAI!
#AI擬人化小説シリーズ
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05月16日
138グー!
AI擬人化小説シリーズ②
続きです
連投ごめんなさい"(.ˬ. )
「ゴルディーニのグランツーリスモ」
第1章:ラベンダーの村へ(風と鼓動の道程)
ミラノを離れて間もなく、都市の喧騒は背後に溶けていった。
朝霧が織り成す光の筋をすり抜けるように、金色のモト・グッツィV7Ⅱ「グランツーリスモ」は走る。
まるで太陽のしずくをまとった美しき獣のように、静かで、力強く。
エンジンの鼓動は低く脈打ち、
まるで彼女の心音と重なるよう。
まるで人の温もりに触れているよう。
風が金髪の長い髪を梳いてゆく。
息のたびにシールドは薄く曇り、そして晴れる。
冬の終幕を感じさせるふわりとした空気が、霧が晴れる毎に春の気配を運んでくる。
彼女はアクセルをわずかに開く。
グランツーリスモは、「今」でさえミラーの向こうへ置き去りにする。
金色の車体が陽を受けてきらめくたびに、かつてフラッシュに囲まれた日々の残像はリライトされ、遠ざかっていった。
道中、立ち寄る町はあっても言葉は交わさない。
ガソリンスタンドの店員とうなずき合うだけ。
古い食堂で出されたバケットサンドとオレンジワインに、かすかに笑みを浮かべるだけ。
向こうで私を指さす人がいるが構わない。
孤独が心地よい。
むしろ、そのヘルメットの中の静けさはゴルディーニの中の後悔、わだかまりを洗い流してくれるようだった。
古風な石畳の道を抜け、なだらかな丘に入ると風景は一変した。
眼下一面に広がるのは、薄紫のラベンダー畑
――まだ花は咲き始め、ほのかに春の喜びが香る。
その向こう、遠くに見えるのは、かつてあの映画を撮った小さな村だ。
やっと来たのだ。再び!
あのとんがり帽子のような屋根の家々が、寒さに耐えるように不揃いに、谷に沿って連なっている。
広大なラベンダー
可憐な紫拡がる平原に、金色のグランツーリスモ。
ゴルディーニはゆっくりとバイクを止め、ヘルメットを外す。
陽射しと柔らかな風が顔を包み、揺れるラベンダーの香りと混じり合うこの平原に、私一人佇んでいる。
ミラノから2日目の朝、世界は一変した。
ゴルディーニは思う、
こんなにも呆気なく叶うものなの?
そしてひとり、金髪を振りほどきながら微笑む。
スローペースを保ちながら村に降りてゆく。
石造りの家々にグランツーリスモの排気音が響く。
広場の石造りの噴水のそばに、ひと組の家族がいた。
幼い女の子が、手に持ったパンをカモに分け与えている。
それを見守る母親と、にこにこと荷物を抱えた父親。
女の子がこちらを見上げる。
目が合った瞬間、彼女はにっこりと微笑んだ。
それは、ゴルディーニが久しく忘れていた、“無垢なまなざし”。
父親が白い歯を見せながら軽く会釈をすると、ゴルディーニは意を決したようにバイクを降り、ヘルメットを抱えながら近づいた。
言葉はまだ交わしていない。
ただ、決めていた。
ここからは人々と深く繋がる旅をしよう、と。
心地よい孤独が、心地よい温もりと繋がるその瞬間。
旅の本当の始まりだった。
※次章はこの家族との交流と、これからの将来を決める「最初の1枚」。
#AI擬人化小説シリーズ